議会政治100年
序文
〔第一章〕議会政治との出合い
議会政治とは
議会政治と新井白石
議会の見聞
〔第二章〕議会政治の発足
幕府側の議会論
土佐藩の議会論
明治新政府と議会政治
自由民権・国会開設運動と政党の誕生
明治憲法の制定と帝国議会
〔第三章〕明治の議会政治
「藩閥政府」対「議会」の衝突
初の衆議院総選挙と議会開会の準備
第一回帝国議会始まる
初めての衆議院解散と選挙大干渉
「議長裁定」のルーツは天皇の詔勅
議長星亭君除名問題の顛末
政党と藩閥政府の合従連衡
日清戦争と議会
松方内閣の瓦解
大隈・板垣による初の政党内閣
政友会と官僚の妥協
伊藤博文の議会政治観
立憲政友会の結成
明治の義人田中正造
日露戦争と議会
明治の終り
〔第四章〕大正の議会政治
第一次護憲運動
桂藩閥内閣の復活と護憲運動
尾崎行雄の名演説と護憲運動の挫折
長老大隈重信の再登場
藩閥内閣の終焉
第一次世界大戦と議会
大隈内閣の苦悩
寺内内閣と政党
「非立憲」内閣の限界
平民宰相・原敬の登場
原敬の横顔
原政友会内閣の政策
永井柳太郎の原敬糾弾演説
「議長の党籍離脱」の慣行
議長の党籍離脱の背景
議長の党籍離脱論
議長、副議長の党籍離脱に関する希望決議
第二次護憲運動と普通選挙法
三つの超然内閣
第二次護憲運動と三派護憲内閣
普通選挙法の成立
貴族院改革問題
大正の終り
〔第五章〕昭和(戦前)の議会政治
1 政党政治の崩壊
政党の泥仕合と内憂外患
最初の普通選挙
浜口民政党内閣の成立と「男子の本懐」
政党政治の崩壊と犬養首相の死
軍部の台頭と議会
軍部の政治干渉にゆらぐ政党
二・二六事件
新議事堂の完成
軍部に抵抗した政党政治家
太平洋戦争と議会
近衛内閣と日中戦争
新体制運動と太平洋戦争
東条首相に抵抗した政治家
無条件降伏
〔第六章〕昭和(戦後)の議会政治
占領体制と議会
東久邇宮内閣と幣原内閣
政党の復活と民主化指令
吉田自由党内閣の出現
憲法の改正など
帝国議会の閉幕
国権の最高機関”国会”の発足
国会の地位と権限
新憲法下初の国政選挙と片山連立内閣
初期国会と政局の混迷
単独講和と国会
政党再編成へ
二大政党時代の国会
保守合同と日本社会党の統一
鳩山内閣の政策
二大政党による国会運営の混迷
”安保国会”と”高度成長の政治”
野党の多党化から与野党伯仲時代の国会
佐藤長期政権の実績
転換期の田中政治
公明党・民社党・共産党各党の展開
三木・福田・大平政権
「新たなる時代」の国会
鈴木・中曾根政権
国鉄改革と国会
議会政治の課題
(結語)
あとがき
参照及び引用文献