私説あゝノモンハン [1]
- サブタイトル
- 生きている「英霊」を想う…
- 編著者名
- 楠 裕次 著
- 出版者
- 楠裕次
- 出版年月
- 1991年(平成3年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 213p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/Ku93/1
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 参考文献:p206-207
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 なぜノモンハンに拘るか(まえがきにかえて)
ノモンハンの生き残りか・・・シベリアにソ連国籍の日本人がいた
「あゝ鶴よ―ノモンハン50年目の証言」
なぜ、敢えて書こうとするのか
第二章 日本は対ソ侵略・陰謀に終始した
シベリア出兵
尼港事件
シベリア出兵の〝哀れな戦訓〟
日本軍、最後にようやく撤退する
シベリア出兵余話四題
日ソ国交樹立
東方会議と田中メモランダム
日ソ関係小康期の対ソ陰謀
不可侵条約を拒否しつづけた日本
ソ連の対日不可侵条約締結の悲願はつづく
対ソ作戦の青写真
白系ロシア人をつかっての謀略工作
関東軍情報部=ハルピン特務機関
東支鉄道(北満鉄道)接収事情
国境紛争の激化
カンチャーズ事件
張鼓峰事件
ソ連軍の戦力はわかっていたはず?
第三章 ノモンハン戦
ソ連が映画に撮っていた写真
広漠不毛の砂漠=ノモンハン
地図上でみる国境線
ハルハ河左岸が国境線の大地図存在
乱暴極まる国境紛争処理要綱
第一次ノモンハン戦
第二次ノモンハン戦
ソ連軍の大反撃
停戦
ノモンハン戦の結末
熾烈な戦闘の証、聯隊長クラスの死
井置中佐の自決
彼我の反省
第四章 ノモンハン戦余話一〇題
ハイラル(海拉爾)と甘珠爾廟
軍旗(聯隊旗)
印象的な高級将校のことば
野戦重砲兵第一聯隊と三嶋大佐
東久邇宮盛厚王のこと
由井伍長勤務上等兵の戦死
窪田次郎少尉の戦死
九死に一生を得た田村光平の証言
ノモンハン戦の終末頃に参戦した兵の証言
参謀、辻政信について
第五章 独ソ不可侵条約
独ソの急接近を予想できなかったか?
独ソ不可侵条約
昭和天皇独白
第六章 ノモンハンの捕虜
捕虜は死すべきものなり
還された捕虜は僅か二〇四名
ノモンハン捕虜は三〇〇〇人以上か・・・
捕虜を引きとめたソ連、還って来た捕虜に冷たかった日本
自決させられた二人の将校
日本人アントニオたち今どこに?
「あゝ、鶴よ、ノモンハン50年目の証言」の紹介
タイシェットで出会った元日本兵
コルホーズにいたノモンハンの元日本兵
ソ連軍将校になっていた元日本兵
ノモンハン戦の最中、見ている前でソ軍に拉致された下士官
篠宮が出会ったノモンハン捕虜
ハバロフスク地区にも相当仲間がいる
片岡の出会った捕虜
朝日の「ノモンハン(下)」の捕虜の項より
第七章 死は鴻毛よりも軽し
なぜ「戦陣訓」がつくられたのか?
軍人というが将校と兵隊とは違う
日露の昔からそれは論じられていた
戦陣訓の大要
ノモンハンの戦訓が生きた戦陣訓
捕虜になって脳裡に去来したものは?
靖国の神になっている生きている「英霊」
十五年戦争は侵略戦争であった
みんな「戦前の教育」を受けた
参考文献
あとがき
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