国家の思想

解説　天皇および天皇制について(吉本隆明)
　
Ⅰ　法的国家論
族長法と王法(石母田正)
古典における罪と制裁(井上光貞)
天津罪国津罪再論(石尾芳久)
　
Ⅱ　政治的国家論
天皇制(藤田省三)
『天皇制に関する理論的諸問題』より(神山茂夫)
日本国家論(志賀義雄)
個人意志・階級意志・国家意志の区別と連関(三浦つとむ)
マルクス主義と国家の問題(津田道夫)
大衆国家の成立とその問題性(松下圭一)
『天皇制ファシズム論』より(中村菊男)
武装せる天皇制(林房雄)
　
Ⅲ　思想的国家論
戦争責任と天皇の退位(大山郁夫)
日本の皇室(津田左右吉)
天皇の戦争責任(村上兵衛)
大東亜戦争の思想史的意味(上山春平)
　
Ⅳ　文化的国家論
乃木伝説の思想(橋川文三)
わたしのアンソロジー(鶴見俊輔)
祖国について(石原慎太郎)
文化防衛論(三島由紀夫)
　
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