大戦後のソヴェト外交 上
はしがき
一、 大祖国戦争の終結と平和外交えの転換
a. 戦後ソヴェト外交の再出発
b. 国際平和保障機構設立の促進
(1) サンフランシスコ会議開催
(2) 大国一致の原則を主張
(3) 地域的取極めに対する主張
(4) 票決手続に対する主張
c. 欧洲戦後処理に着手
二、 対日戦えの参加とソ華友好條約の締結
a. 対日戦争狀態宣言の通告
b. ソ華友好同盟條約の締結
三、 ロンドン外相会議からモスクワ会議まで
a. ロンドン外相会議における不一致
(1) イタリア問題
(2) バルカン問題
(3) 手続問題
b. 対日管理機関設置の要求
c. モロトフの新外交政策声明
d. モスクワ外相会議の成果
(1) 欧洲問題
(2) 極東問題
(3) 原子力問題
四、 ソヴェトと米英の対立傾向
a. 対外政策に「二つの流れ」
b. 国連第一回総会と意見の不一致
c. 第一次パリ外相会議の失敗
(1) 賠償問題
(2) 国境問題
(3) 植民地処理問題
d. 第二次パリ外相会議の妥結
e. 欧洲二十一ケ国講和会議とソヴェトの活動
f. 安保理事会における斗争
(1) イラン問題
(2) ギリシヤ問題
(3) スペイン問題
g. 国連第一回後期総会と米ソ
(1) 軍縮問題
(2) 兵力報告問題
(3) 拒否権問題
(4) スペイン問題
(5) 後進民族問題
五、 大戦後におけるソ米の対立
a. 米英保守派の活動とソヴェトの警戒
b. 米英政府の反共活動とソヴェトの攻連
(1) ソ英間の外交紛争
(2) アチソンの失言
(3) 英仏同盟條約の成立
c. モスクワ外相会議と転機
(1) 非軍事化問題
(2) 賠償問題
(3) 経済統合問題
(4) 中央行政機構問題
(5) 国境問題
(6) オーストリア問題
d. トルーマンの希土援助声明
e. マーシヤル案とソ米の対立
f. 対日講和問題とソ米の対立
H. 第二回国連総会とソ米の決裂
(1) 小総会設置問題
(2) 拒否権問題
(3) 戦争挑発宣伝禁止問題
(4) ギリシヤ問題
(5) 朝鮮問題
I. アメリカ世界政策に全面的反対
j. ロンドン外相会議とソ米の決裂
(1) 対独講和の準備問題
(2) ドイツ国境問題
(3) ドイツ経済問題
(4) ドイツ賠償問題