元陸軍次官柴山兼四郎中将自叙伝

口絵
発刊に寄せて(発行者・編集長妻・赤城左知子)
序文(編集長・赤城毅彦)
凡例・主な参考文献
　
第一部　自叙伝
第一編　回想録
回想録　自序+B40:B81
第一章　少年時代―明治二十二年～三十五年
一、　柴山家の家系
二、　幼年時代
三、　小学校時代
第二章　青年時代―明治三十五年～四十二年
一、　下妻中学時代
二、　専門学校(拓殖大学)へ入学
第三章　宇都宮輜重兵第十四大隊配属時代―明治四十二年～大正十二年
一、　軍人志願・陸軍士官学校時代
二、　宇都宮師団輜重兵第十四大隊付勤務
三、　中尉時代
四、　陸軍大学校時代
五、　輜重兵第十四大隊第一中隊長時代
第四章　参謀本部勤務(その一)―大正十二年～十四年
第二部(情報)第六課支那班時代
第五章　大陸勤務(その一)―大正十四年～昭和三年
一、　北京駐在時代
二、　鄭河駐在時代
第六章　大陸勤務(その二)―昭和三年～六年
一、　張学良顧問時代―「追憶」張学良を語る
二、　満州事変の真相
三、　西安事件の発端
四、　関東軍司令部付時代
第七章　参謀本部勤務(その二)―昭和六年～八年
要地誌班支那班長時代
第八章　大陸勤務(その三)―昭和八年～九年
北京武官時代
第九章　参謀本部勤務(その三)―昭和九年～十年
欧州視察旅行
第十章　久留米輜重兵第十八連隊長時代―昭和十年～十二年
第十一章　陸軍省軍務課長時代―昭和十二年～十三年
第十二章　大陸勤務(その四)―昭和十三年～十五年
一、　天津特務機関長時代
二、　漢口特務機関長時代
第十三章　輜重兵学校長・輜重兵監時代　昭和十五年～十七年
一、　輜重兵学校長時代
二、　輜重兵監時代
第十四章　大陸勤務(その五)―昭和十七年～十九年
一、　第二十六師団長
二、　南京政府最高軍事顧問時代
第十五章　陸軍次官時代―昭和十九年～二十年
第十六章　極東国際軍事裁判―戦後
第二編　論文・講演
第一章　「満蒙は支那本来の領土に非ず」(概要)
第二章　「満州事変に関する感想」(概要)
第三章　「最近の満州事情に就いて」(概要)
第四章　「満州国軍事講座」(概要)
第三編　獄中日誌
第一章　戦犯監獄上海
第二章　余録獄中雑記
第四編　東京裁判証言
第一章　宣誓口供書―梅津美治郎大将の弁護
第二章　宣誓口供書―土肥原賢二大将の弁護
　
第二部　思い出
一、　松永参郎宛「書簡」(夫人・柴山珖子)
二、　父の思い出(次男・柴山二郎)
三、　柴山兼四郎中将の故郷について(柴山兼四郎実家・柴山兼光)
四、　柴山兼四郎君(永田直武／増井基／塩川静)
五、　軍恩復活に尽せし盟友の偉大さを偲ぶ(駒井吾一)
六、　敬仰　柴山兼四郎閣下(松永参郎)
　
第三部　関係資料
一、　「小磯国昭」上『歴代総理大臣伝記叢書』三〇(抄)
二、　秦郁彦『日本陸海軍総合辞典』(抄)
三、　『日本外交文書』二編(抄)
四、　「書簡」梅津美治郎大将より柴山少将宛
五、　梅津美治郎『宣誓口供書』
六、　『現代史資料』一二「日中戦争」四(抄)
七、　河辺虎四郎『河辺虎四郎回想録』(抄)
八、　『最後の参謀総長梅津美治郎』(抄)
九、　上法快男『陸軍省軍務局史』下　昭和編(抄)
十、　額田坦『陸軍省人事局長の回想』(抄)
十一、　風見章『風見章日記・関係資料』(抄)
十二、　「小磯国昭」下『歴代総理大臣伝記叢書』三(抄)
十三、　松前重義「二等兵記・付記召集事件の背景」『松前重義著作集』三(抄)
　
付録資料　柴山兼四郎年譜
あとがき(編者・潮田良一郎)