図書キンダイ ブンガク ノ リソウゾウ080006940

近代文学の理想像

サブタイトル1~10
塙選書 15
編著者名
三枝 康高 著
出版者
塙書房
出版年月
1961年(昭和36年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
290p,図版2枚
ISBN
NDC(分類)
910
請求記号
910/Sa14
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

作家のなかの近代の成立
自由民権と政治小説
自由民権運動とその前提
明六社の思想と役割
国会開設と政党の蜂起
政治小説の現代的意義
『経国美談』と矢野竜溪
『舞姫』における自我
若い鷗外の「美と自由」
『舞姫』の作因について
官僚主義への批判と論争
エリスと森家の結婚問題
 
近代における政治と文学
『金色夜叉』の人生観
戯作者としての尾崎紅葉
「一月十七日」の出来事
『金色夜叉』の構想と文体
間貫一をめぐる問題
穢多文学としての『破戒』
部落問題とその文学
『藪柑子』と『寝白粉』
明治文学へのゾラの影響
社会小説としての『破戒』
藤村における抒情の性格
大逆事件と作家の変貌
大逆事件とその周辺
明治政府と作家の態度
事件前後の蘆花の言動
復原した『謀叛論草稿』
 
文明批評家の任務と理想
現代人と『心』の問題
読書調査に現われた作家
現代における漱石への評価
知識人としての漱石
『心』のなかの暗い部分
「新しき村」とその指標
武者小路実篤と『白樺』
「新しき村」の運動
『幸福者』の師の言葉
『第三の隠者の運命』
 
あとがき