図書ショウワ ブンゲイイン サマツキ080006937

昭和文芸院瑣末記

サブタイトル1~10
編著者名
和田 利夫 著
出版者
筑摩書房
出版年月
1994年(平成6年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
316,xxiip
ISBN
4480823085
NDC(分類)
910
請求記号
910/W12
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
主要参考文献,文芸院問題・関係資料一覧:p251-312
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

序章 状況の展望
 
第一章 何を今さら文芸院―与謝野晶子、正宗白鳥、徳田秋声らの反発
 
第二章 山本有三の「文学士道弁」と文芸懇話会
 
第三章 人および思想の系譜―小松原英太郎と松本学
 
第四章 安岡正篤の国維会と松本学の日本文化連盟
 
第五章 文化統制の諸相(一)―芥川・志賀の見た山本悌二郎、その人
 
第六章 文化統制の諸相(二)―長谷川伸『雪の宿場街』の放送禁止
 
第七章 文化統制の諸相(三)―『源氏物語』の上演禁止物語
 
第八章 文芸家慰霊祭一景―水蔭に舞ひ絡みてし老狐蝶
 
第九章 文壇五勇士の陸軍特別大演習観戦
 
第一〇章 孤立国日本の一九三五、六年危機説と文化擁護の問題
 
第一一章 帝国美術院の改組で落花粉々
 
第一二章 帝院陰々として帝展転々―悶々の文部大臣
 
第一三章 文芸懇話会賞のいざこざ―佐藤春夫と広津和郎
 
第一四章 ぎりぎりの誠実―中野重治と室生犀星
 
第一五章 久米正雄の八つ当たりと近松秋江の老武者ぶり
 
第一六章 文壇無鑑査組の意欲を覗かせた『文芸懇話会』誌
 
第一七章 「財閥富を誇れども…」―フィランソロピーの先駆
 
第一八章 文化勲章の制定と帝国芸術院の成立―志賀直哉・永井荷風・島崎藤村
 
第一九章 詩歌懇話会と北原白秋―詩人賞わざわい「あり」や「なし」や
 
終章 アート・サポートへの架橋
 
主要参考文献(単行本のみ)
文芸院問題・関係資料一覧
あとがき
索引