図書エド ノ カワ トウキョウ ノ カワ080006919

江戸の川・東京の川

サブタイトル1~10
編著者名
鈴木 理生 著
出版者
井上書院
出版年月
1989年(平成1年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
305p
ISBN
4753023044
NDC(分類)
291
請求記号
291/Su96
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
日本放送出版協会1978年刊の再刊
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

はじめに
再刊にあたって
 
Ⅰ 東京の川と地形
東京の地形
三つの水系
下町低地の川
下町低地の自然堤防
武蔵野台地と川
荒川水系の河川
石神井川と神田川・日本橋川
多摩川水系の河川
中小河川
東京の遺跡
遺跡分布の特徴
農耕的狩猟
 
Ⅱ 浅草と江戸
浅草海苔
浅草観音
渡来人の基地
「東国」と利根川
下総国大嶋郷
浅草湊の変化
江戸の設定
将門の首塚
隅田川と浅草川
 
Ⅲ 中世の江戸湊
江戸氏の登場
頼朝の敵前渡河
「隅田宿」と浅草
隅田宿の位置
中世渡来人の配置
江戸氏の内陸部進出
争乱期の関東
第二次中世渡来人
太田道灌と江戸
石神井川と江戸湊
滝野川
道灌の江戸経営
平川のつけかえ
史料中の江戸湊
第二次史料の場合
 
Ⅳ 近世江戸城の成立
中世から近世へ
近世当初の江戸城
天正期の江戸
近世の渡来人
新渡来人の出身地
日比谷入江の埋立て
最初の運河
第一次江戸城の完成
平川水系の改修
寛永江戸図と市街地
江戸城の完成
 
Ⅴ 江戸を支えた河岸
江戸の人口
江戸市街の特徴
江戸の材木町
上水の整備
玉川上水と江戸西郊の開発
江戸の拡大
廻船と関東地廻り
河岸と物揚場
河岸と船
河岸の名称
河岸地の行政
 
Ⅵ 江戸の拡大と湊
江東地区と江戸湊
江東地区の水路網
江東地区の河岸
両国橋
江東地区の役割
近郊農村の成立
市場の成立
江戸の水路
町人の都市計画
江戸の水害
台地部の水害
交通途絶
 
Ⅶ 明治の湊
黒船来航
品川台場
明治の物揚場
川と工業
輸送手段の近代化
利根川のつけかえ
浅間山噴火の影響
明治中期の江東の水運
利根水運と鉄道
海港と河港の接収
明治末期の水運事情
 
Ⅷ 湊の否定の時代
鉄道の国有化
私鉄と水運
戦争と水運
東京の貨物集散
関東大震災の影響
江東地区の変貌
地盤沈下
市街地の零細河川
川と市場
湊と広場
戦争激化と水運
 
Ⅸ 川の変貌と死
戦後の復興事業
独立当時の東京の川
高度成長時代と川
近郊の都市化
武蔵野の「クボ」
川の巨大さ
台風一七号
新しい川
江戸湊との対比
世界の舟運
川の再認識
 
Ⅹ 都市河川への展望
姿を消した川
江戸湊の埋立て
武蔵野台地上の中小河川
遊水池飯田濠
緑道と目黒川
東京下町低地の水路
水辺景観への視角
これまでの治水
新しい概念
景観論の復活
ハリー・ホフの講演
今も生きるTVA
 
あとがき
『江戸の川・東京の川』再刊に寄せて