東京裁判から戦後責任の思想へ
- サブタイトル
- 編著者名
- 大沼 保昭 著
- 出版者
- 東信堂
- 出版年月
- 1987年(昭和62年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- viii,262p
- ISBN
- NDC(分類)
- 329
- 請求記号
- 329/O68
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 増補版 初版:有信堂高文社1985年刊
- 昭和館デジタルアーカイブ
増補版へのまえがき
Ⅰ 東京裁判
東京裁判とは何であったか
はじめに
「勝者の裁き」の問題点
東京裁判の受け止め方
「文明の裁き」「勝者の裁き」を超えて
三五年後の「東京裁判」
裁いた者の汚れた手
植民地主義体制と東京裁判
「平和に対する罪」の問題
米国の戦後政策による歪み
東京裁判の受け止め方(・・・・・)の問題性
「五十歩百歩」の論理を超えて
精神的武器としての「東京裁判」
裁判で語られなかったことの意味
「東京裁判」シンポジウムの夢とまこと
「東京裁判」が今日に問うもの
東京裁判を世界に伝える窓―レーリンク博士の死に想う―
Ⅱ 戦争責任論から戦後責任の思想へ
植民地国家日本と戦争責任
国家、戦争そして人間―戦争責任論としての不服従の思想―
はじめに
国家に対する忠誠の拒否
日本国憲法における抵抗権
大熊忠誠論の問題点
対他民族責任としての戦争責任
戦争体験に立脚する思想
東京裁判・戦争責任・戦後責任
はじめに
東京裁判―その歴史的意味―
東京裁判の受け止め方・その一―傍観者的立場からする消極的是認―
東京裁判の受け止め方・その二―連合国の偽善へのシニシズム―
戦争責任論
戦争責任論における対他民族責任観の欠如
対アジア責任観―中国侵略の自覚
BC級戦犯の問題
アジアに対する戦後責任
「戦後責任」という考え方
「四月二八日」の意味
サハリン残留朝鮮人と戦後責任
「戦争と平和の季節」の感性
教科書検定と過去から学ぶべきもの
苦い自己教育の梃子―教科書検定と過去を教える姿勢―
「対抗教育運動」
教科書検定への国際的批判
教科書検定への反応
検定を許してきた責任
「教育の独立」の意義
受験体制による歪み
過ちから学ぶ姿勢
あとがき
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