図書ジュウシンタチ ノ スガモ080006893
重臣たちの巣鴨
サブタイトル1~10
編著者名
山内 徹 著
出版者
コルベ出版社
出版年月
1983年(昭和58年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
254p
ISBN
4906086047
NDC(分類)
329
請求記号
329/Y46
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
はじめに
Ⅰ 天皇処刑論
天皇は戦犯だったのか
米有力紙のヒロヒト報道
天皇処遇を再検証する
天皇の助命嘆願書
「日本臣民ノ生命デス」
「天皇コソ諸悪ノ根源デアル」
Ⅱ 東條英機の全供述
自決を計った元首相
天皇敬愛の対極で
第308対敵諜報部隊長の報告
遣書と獄中書簡の落差
国際検察局の尋問
供述に目立つ責任回避
極東裁判に賭けた東條
身辺からの証言
「太平洋戦争は英帝国主義が誘発した」
陸軍内に私的結社なし
東條内閣の国際認識
事態は流れてゆく
「極東裁判は無知の産物」
Ⅲ 重臣たちの巣鴨
歴史は繰り返す
思い込みが描く破滅の図式
情報分析力の決定的欠如
保身が招いた全面戦争
リーダー不在、チェック機能なし
戦争は食い止められたか
官僚が政治権力を握るとき
近衛政権の利用価値
松岡洋右のメンツとフテ寝
秘密資金をめぐる暗闘
外務省の戦争責任
検察調書が証す戦犯の実像
過少申告された職務権限
「天皇裁判回避」が与えた動揺
権限委譲という名の無責任
Ⅳ 首領(ドン)の暑い夏
国際検察資料の中の二領袖
ハクをつけた巣鴨体験
戦犯・笹川の意外な弁明
児玉が暴いた秘密資金調達法
軍国主義の犠牲者として
慈善事業と利殖への道程
雀百まで踊り忘れず
児玉機関と海軍航空隊
両首領間に生じた亀裂
おわりに