図書ウモレタ ソウキュウ080006891

埋もれた蒼穹

サブタイトル1~10
個人としての航空戦史
編著者名
渡辺 洋二 著
出版者
文春ネスコ
出版年月
2004年(平成16年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
291p
ISBN
4890361995
NDC(分類)
391.28
請求記号
391.28/W46
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

第一章 絆は沖縄を挟んで
異質な進路
行く先は戦闘機操縦者
豪北の戦場へ
兄もまた戦闘機操縦員
特攻隊員に決まるまで
台湾で重爆を邀撃
「俺が行く」
九州進出前夜
出撃命令きたらず
 
第二章 整備士官たちの分岐点
元山航空隊と整備予備学生
二個分隊から五名ずつ
冬場はつらい
特攻機を扱って
ソ連との遭遇
最悪の地で
 
第三章 桜弾未遂
ようやく航法を重視
特攻、避けられず
敵空母いずこに
巨弾機、出撃
失われた桜弾二機
 
第四章 事故に斃れず
赤トンボ搭乗に至るまで
胸に刺さった操縦桿
右心臓とはどんなこと?
ぶつかり、ぶつけられ
 
第五章 厚木基地の陸軍少尉
二〇年間の取材がすんで、市ヶ谷台から相武台へ
小園司令に会う
脱出機に同行
帰隊へのルート
 
第六章 決戦の大空へ!
二人の技師
香典のゆくえ
設計図より操縦桿を
神ノ池基地に散る
 
第七章 「震電」の周辺
思いがけない連絡
ハ四三の可動は良好
飛ぶのが当たり前
イフの中の「震電」
追補
 
第八章 黒部も〝戦場〟だった
止めを躊躇した男
双発・敗戦・ヘリ免許
朝日航空、黒部の空へ
冬から始まる
猛威に耐え抜いた
 
第九章 学鷲、征く空と還る空
四式戦搭乗への道
比島進出は容易ならず
ゲリラが恐い
遺品のつらさ
落ちゆく先は
戦いは突然に終わった
 
第十章 ガンシップ「銀河」の一撃
対地専用の斜め銃
扱いづらい大型機
錬成から実戦へ
銃装機が現れた
敵飛行場が眼下に
銃撃は成功した
 
第十一章 新聞社機で翔る
ホヤホヤの新兵器を民間へ
歩兵から変身
朝日のマークを付けたまま
 
第十二章 歪んだ回想
それぞれの発端
談話を聞く
カバー画のゆくえ
真相が浮かび出た
つらい推測
 
第十三章 夜戦のエキスパート六人
「月光」工藤重敏飛曹長
「月光」林英夫少尉
「月光」中川義正上飛曹
「屠龍」西尾半之進少尉
「屠龍」中垣秋男軍曹
「屠龍」保谷勇曹長
 
あとがき 巻末の章