図書ゲンロン ノ シ マデ080006856

「言論の死」まで

サブタイトル1~10
同時代ライブラリー 260 『朝日新聞社史』ノート
編著者名
坂本 龍彦 著
出版者
岩波書店
出版年月
1996年(平成8年)4月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
x,405p
ISBN
4002602605
NDC(分類)
070
請求記号
070/Sa32
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

Ⅰ 『朝日新聞社史』への接近
私にとっての『社史』
論説欄の廃止
政府の「資金援助」
「援助」の意味
政府の懐柔と攻撃
 
Ⅱ 中新聞の制覇へ
「平仮名国会論」
政府の新聞取締り
新聞『朝日』
行き悩む政論新聞
『朝野』紙、霜の時代に
「中新聞」の意味
「対外強硬」
『東雲新聞』と『東京朝日』
けんぷのはっぴ
不平等条約をどうする
『東朝』したたか
「対外硬」路線進む
日清開戦
従軍記者の辛苦
熱狂と講和
三国干渉
「土匪ハ日本人ノ製造シタルモノ」
 
Ⅲ 日露戦争と韓国併合
「朝鮮大変」
『二十六世紀』事件
対露強硬論者・三山
「世に有用なる」記事
日英同盟
満州とロシア
山県に開戦を説く
「宣戦なき開戦」
従軍記者
『東朝』改革と三山の社説
明治の人・三山
戦争継続論
緊急勅令
赤字
「論調急変」
「古きジャーナリスト」
漱石と『朝日』
凶徒は外貌温良
寺内正毅統監
「暴虐なる日本役人」
寺内と素川
蘆花と啄木
 
Ⅳ 白虹日を貫けり
「不義に屈せざる筆」
帷幄上奏権の怪
「大正新時代の天佑」
「厳秘・二十一カ条」が号外に
「ビリケン」登場
シベリア出兵を撃つ
米騒動、報道出来ず
『大朝』の危機
「国権」に屈す
素川、如是閑
 
Ⅴ 「速やかに軍閥を葬る可し」
普選キャンペーンの先頭で
「半開的特殊国」
「排日は百年も忘れざるべし」
言論圧迫の弊風
軍縮キャンペーン
官僚と新聞社
柳田国男と吉野作造
「普選」実現へ
朝鮮人を虐殺したニセ情報
震災と社会主義
販売合戦
反動化に抗す
「軍国路線」との対決
「国賊退治」の選挙
済南潰滅
陰謀、張作霖を爆殺
緊急勅令の無法
田中内閣の「断末魔」
失業者の群れ
軍縮と統帥権
連載小説受難
 
Ⅵ 十五年戦争の道
幣原外交の行詰まり
『朝日』と陸軍
満州事変という脱線行為
満州事変を支持
「陰謀」を知らず
日本型ファシズム
「挙国一致内閣」と非常時
反軍・『朝日』
「権門上に傲れども」
「物言わぬ新聞あわれ」
「社会正義」と「社会主義」
和平のチャンスを失う
「国民政府を対手とせず」
「聖戦」の名で
「新体制」の内実
「英雄」、日米交渉を崩す
運命の日
 
Ⅶ 書けない新聞
六十数行が二行半
大本営発表新聞
犠牲者たち
 
あとがきに代えて