図書キンダイシ ノ ハイボク080006855
近代詩の敗北
サブタイトル1~10
詩人の戦争責任
編著者名
阿部 猛 著
出版者
大原新生社
出版年月
1980年(昭和55年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
256p
ISBN
NDC(分類)
911
請求記号
911/A12
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
はじめに
1 詩人の評価
抒情詩と戦争詩―三好達治―
愛国詩
2 十二月八日の感激
十二月八日―岡崎清一郎―
「蛙」の参戦―草野心平―
「ウルトラマリン」の詩人の戦争詩―逸見猶吉―
二重国籍者の悲劇―野口米次郎―
故郷の山河―竹村俊郎―
草莾われら―丸山薫―
3 脆弱な主体性
ひ弱なヒューマニズム―尾崎喜八―
「銀の匙」と「戦車兵」―中勘助―
老いたる民衆詩派―福田正夫―
神々のあけぼの―大木惇夫―
国民詩の進撃―神保光太郎―
4 前衛詩の崩壊
撃滅の賦―村野四郎―
「蝶」の行方―安西冬衛―
制服を着る詩人―近藤東―
権力に屈して―高橋新吉―
5 芸術派詩人の参戦
「かなりや」と「荒鷲」―西条八十―
『奉公詩集』―佐藤春夫―
機知と知性の失墜―堀口大學―
6 戦いは厖大な痴夢
酔いどれた詩人―真田喜七―
勤王の志蔵―原伸二郎―
「指の旅」の戦争責任―壺井繁治―
7 狂気
あとがき