図書アクタガワ リュウノスケ ノ レキシ ニンシキ080006834

芥川龍之介の歴史認識

サブタイトル1~10
編著者名
関口 安義 著
出版者
新日本出版社
出版年月
2004年(平成16年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
206p,図版 [1] 枚
ISBN
4406031111
NDC(分類)
910
請求記号
910/A39
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

はじめに―なぜいま、芥川か
 
第Ⅰ章 芥川龍之介の時代
反動の時代
三つの戦争
震災と金融恐慌
 
第Ⅱ章 革命へのあこがれ
社会主義への関心
若き芥川の歴史認識
「項羽論」と「義仲論」
 
第Ⅲ章 「謀叛論」とその影響
蘆花の演説「謀叛論」
自由と解放の願い
「謀叛論」の受容諸相
 
第Ⅳ章 自己解放
謀叛の精神
「羅生門」の登場
反逆の論理
 
第Ⅴ章 芸術至上から社会認識へ
作家出発時の芥川龍之介
「地獄変」の試み
新カント派と社会思想の摂取
 
第Ⅵ章 中国視察旅行
新たな歴史の胎動
章炳麟と桃太郎
排日の落書き・反日感情
 
第Ⅶ章 反戦小説
過小評価
表現の自由への干渉
芥川とプロレタリア文学
 
第Ⅷ章 関東大震災への眼
芥川の震災記録
健全なる作家魂
自警団での徹宵警戒
 
第Ⅸ章 皇国史観批判
強い社会的関心
愛国将軍金応瑞
読み手の歴史認識
 
第Ⅹ章 芥川の闘い
時代と社会との格闘
鋭い先見性
生存への問いかけ
 
あとがき
索引