北方領土問題の真相
- サブタイトル
- 千島列島とヤルタ会談
- 編著者名
- 遠藤 晴久 著
- 出版者
- 有信堂
- 出版年月
- 1968年(昭和43年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 3,3,3,274p
- ISBN
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/E59
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 千島列島とヤルタ会談
ヤルタ会談以前にほぼ決定していた「ヤルタの日本」―モスクワ―ワシントン間秘密書簡の検討―
千島列島
北方領土問題を考察するには何を出発点にすればよいか
日本固有の領土としての千島
大統領に提示された千島列島の処分に関する勧告
大統領に提示された樺太の処分に関する勧告
千島列島の領有はこうして行なわれた
ソ連は千島列島獲得に何故大胆になったか
ソ連に千島列島領有の権能が果してあるであろうか
千島列島にも日本の潜在主権はある―太平洋信託統治地域(小笠原諸島を含めて)と千島列島との関係―
北方領土を拘束する国際的協定の有効・無効について
モスクワ外相会議(1943)
モスクワ外相会議における最大の収穫は何であったか
モスクワ外相会議でのスターリンの対日参戦表明
日本の運命を予示したカイロ会談―千島問題解決の鍵―
何故カイロ会議は開かれねばならなかったのか
ビルマ路開設、バカニア作戦をめぐる大論戦―カイロ会議の主要議題の一つをめぐって―
カイロ宣言は必ずしも中国が要望した根拠をもっていない
カイロ宣言は、実は歴史的論理性のない即席のハッタリではないかという現代の意味づけ
カイロ会議には何故スターリンもモロトフも出席を拒んだのか―ソ連の遠大な侵略の読み―
はたして「カイロ」は何時までも日本民族の願望を無視できるだろうか
ヤルタ会談
アメリカ政府による日本戦力の評価
ソ連の対日参戦のための協定は何故極秘にされたか
ヤルタ秘密協定―極東関係の全貌―
日ソ不可侵条約―その巨大なドラマ―
対日戦及びソ連の対日参戦に触れたヤルタ会談その日その日の記録より―第6日目~第8日目(スターリンは「日本から賠償はいらない」と言ったという)―
ソ連は対日参戦の妥当性をどこに求めたか
ソ連の対日参戦は盟約によらぬ私闘であったという
ソ連:ヤルタ協定違反の確証―満洲
企図された北海道島の中立化
ソ連は北海道北半を要求した!
ヤルタ会談当時のアメリカ社会の経済的動向―完全雇傭がアメリカ対日戦の泣きどころではなかったか? という研究―
アイゼンハワー大統領によるヤルタ秘密協定廃棄宣言の意味するもの
ソ連:ヤルタ協定違反の概観
ソ連側が発表したヤルタ会談記録における重大な虚構―ソ連の歴史書はスターリンが議定書に署名したことを故意に削除しているこの歴然たる事実―
ヤルタ:対日秘密協定に法律論が入る余地がどの位あったか
第2部 チトー・シュバシッチ協定をめぐるバルカンのユーゴ
第3部 註・評・解
〔附〕 ヤルタ会談主要議事日程表
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