図書イシバシ タンザン ヒョウロン センシュウ080006805

石橋湛山評論選集

サブタイトル1~10
編著者名
石橋 湛山 著
出版者
東洋経済新報社
出版年月
1990年(平成2年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
ix,498p,図版 [1] 枚
ISBN
4492060529
NDC(分類)
310
請求記号
310/I71
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
著者の肖像あり
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

刊行のことば
凡例
 
第一部 自由主義思想の原点―時代思潮のうねりの中で―(一九〇九~一九三四)
観照と実行
第一義の本質
全国連合教育会の答申案
問題の社会化
明治時代の文学に現われた思想の潮流
国家と宗教および文芸
哲学的日本を建設すべし
自然に反れの哲学
愚なるかな神宮建設の議 ほか
思慮なき国民
大日本主義
維新後婦人に対する観念の変遷
現代日本人の経済思想
大戦の齎せる思想の変化
動揺せる時代の哲学
世界の思想的行き詰り
大正時代の真評価
文化史上に占むる昭和新代の位地
西洋文明模倣から独創時代への波瀾
 
第二部 普通選挙の提唱と帝国主義への警告―国民主権論と小日本主義の提唱―(一九一三~一九二五)
普通選挙と地方自治改革の提唱
民衆暴動の意義を知れ
犬養・尾崎両氏に与う
選挙権拡張案の提出
代議政治の論理
帝国議会を年中常設とすべし
来たるべき「人」中心の産業革命
普通選挙と民衆の知識
行政改革の根本主義
市町村に地租営業税を移譲すべし
帝国主義への警告
我に移民の要なし
戦争はやむ時なきか
青島は断じて領有すべからず
禍根をのこす外交政策
まず功利主義者たれ
万事皆教訓
露国悲観すべからず
過激派政府を承認せよ
シベリア出兵を引き上ぐべし
鮮人暴動に対する理解
陸軍国家を危うくす
日米衝突の危険
一切を棄つるの覚悟
大日本主義の幻想
 
第三部 金解禁論争をめぐって―新平価解禁の提唱―(一九二八~一九三一)
新平価を定め金解禁を即行せよ
金輸出即時解禁の方法と新平価制定の方法
浜口内閣の金輸出解禁政策
金輸出解禁の準備は果して出来たか
金本位制に対する迷信
金輸出再禁止を必要とする理由
英国の金本位停止と金本位制度の破綻
 
第四部 ファシズムの台頭と戦時下の抵抗―自由主義者のたたかい―(一九三一~一九三九)
近来の世相ただ事ならず
満蒙問題解決の根本方針如何
非合法傾向いよいよ深刻化せんとす
言論を絶対自由ならしむるほか思想を善導する方法はない
治安維持のため治安維持法改正の急務
中正を欠く思想界、これ言論自由 圧迫の結果
国防要素としての武力の役割
何が怪文書を発生せしむるか
不祥事件と言論機関の任務
世界開放主義を提げて
時局下の思想問題
ドイツの背反は何を訓えるか
 
第五章 太平洋戦争開戦前後の提言―言論抑圧に抗して―(一九四一~一九四五)
日本および満州国の産業化
百年戦争の予想
強力政治実現の要諦
敢えて婆心を披瀝し新内閣に望む
国民を信じ真実を語る要
不可能を不可能とせよ
ベルリン最後の光景
 
第六部 戦後日本の針路と政界への登場―評論から実践へ―(一九四五~一九六八)
更生日本の門出
靖国神社廃止の議
近衛文麿公に与う
昭和二十一年度衆議院財政演説
自由思想の三要件
わが「五つの誓い」
プレスクラブ演説草稿
訪中の心境を語る
池田外交路線へ望む
共産主義を救った平和共存
自由主義の効果
日本防衛論
 

解説(大原万平)