図書オイ ノ カフウ080006687
老いの荷風
サブタイトル1~10
編著者名
川本 三郎 著
出版者
白水社
出版年月
2017年(平成29年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
238p
ISBN
9784560095560
NDC(分類)
910
請求記号
910/N14
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
Ⅰ
『問はずがたり』 隠棲への思い
終戦前後のこと 菅原明朗、永井智子、宅孝二らとの交友
『来訪者』の面白さ
下町から山の手へ 『浮沈』の世界
Ⅱ
発禁本(初版)『ふらんす物語』の行方
『ふらんす物語』に見る陋巷趣味 発禁の理由を考える
ふらんすへ行きたし
荷風を愛した女性作家たち
荷風と吉原
路地を歩く
荷風が見たもの
荷風のもうひとつの故郷、上野界隈
Ⅲ
荷風家のお手伝い 福田とよ
荷風の旧幕びいき
『断腸亭日乗』の漢語
東京と猫を愛した画家、木村荘八
アガサ・クリスティの紹介者、松本恵子のこと
たおやかな世界を好んだ作家 持田叙子『荷風へ、ようこそ』
読者の喝采を浴びた発禁への抵抗 相磯凌霜『荷風余話』
晩年に寄り添ったもう一人のミューズ 高橋英夫『文人荷風抄』
歩くことから始まる 野口冨士男『わが荷風』
荷風原作のふたつの映画 「渡り鳥いつ帰る」と「濹東綺譚」
Ⅳ
市川移住で生まれた戦後の諸短篇
あとがき