図書目録テクノ ジダイ ノ ソウゾウシャ資料番号:080006541

テクノ時代の創造者

サブタイトル
二十世紀の千人 5 科学・技術
編著者名
朝日新聞社 編
出版者
朝日新聞社
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
438p
ISBN
4022586044
NDC(分類)
280
請求記号
280/A82/5
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
参考文献:p418-427
昭和館デジタルアーカイブ
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

まえがき
本巻執筆者
凡例
ジャン・アンリ・ファーブル 『昆虫記』を生んだ徹底した自然観察(若一光司)
ジュール・ヴェルヌ 時間・空間概念を一変させたSF小説(三宅宏司)
ヴィルヘルム・レントゲン X線の発見がもたらした幸福と不幸(廣政直彦)
北里柴三郎 「官」との確執で在野に生きた世界的学者(常石敬一)
高峰譲吉 アドレナリンの発明者で理研の生みの親(常石敬一)
田中館愛橘 地球物理からローマ字普及までこなす(下坂英)
K・ツィオルコフスキー 太陽系全体への生活圏の拡大を夢見る(三宅宏司)
マックス・プランク 量子力学の誕生を準備する「h」の発想(木幡𧺯士)
アーネスト・T・シートン 「野生を求める放浪者」であり続ける(若一光司)
牧野富太郎 誤解と伝説に包まれた「独学の大学者」(下坂英)
山極勝三郎 ウサギの耳で初の人工ガン発生に成功(三宅宏司)
長岡半太郎 「学問に国境なし」の実現を図る志(常石敬一)
H・G・ウェルズ 百年たっても活力を失わないSF(下坂英)
カール・ラントシュタイナー 血液型発見を始めとする血液との格闘(溝口元)
大森房吉 地震学の黎明期を一人で背負って立つ(下坂英)
フリッツ・ハーバー 毒ガスの開発者もナチスの受難者に(常石敬一)
本多光太郎 世界最強の磁石の三倍半の磁石を作る(常石敬一)
今村明恒 二大地震を予言した「法螺吹き」の慧眼(下坂英)
志賀潔 臨床医を嫌い赤痢菌発見の機を摑む(常石敬一)
アーネスト・ラザフォード 並外れた気力で原子内部の解明に励む(沼田寛)
鈴木梅太郎 脚気の研究からビタミンの発見者に(下坂英)
グリエルモ・マルコーニ 情報伝達距離を一気に広げた無線通信(三宅宏司)
寺田寅彦 「小屋掛けの物理学」すれすれの面白さ(下坂英)
大河内正敏 物理・化学の俊秀集団を率いた四半世紀(三宅宏司)
オットー・ハーン 核分裂の発見者を打ちのめした原爆投下(常石敬一)
アルフレート・ヴェーゲナー 全地球的な大陸移動説を唱えた気象学者(森暁雄)
テイヤール・ド・シャルダン キリスト教神学に現代科学の成果を導入(三宅宏司)
アレキサンダー・フレミング ペニシリン発見に至る偶然以外の要素(木幡𧺯士)
小泉親彦 軍医として、厚相としての挫折から割腹(常石敬一)
小倉金之助 「科学者たるを恥ず」る論理の軌跡(常石敬一)
ニールス・ボーア 核軍備競争を見通した科学者の行動力(常石敬一)
ジュリアン・ハックスリー 人類のありようを問う進化論的人間主義(三宅宏司)
エルヴィン・シュレーディンガー 理論物理学に恋し波動力学の提唱者に(廣政直彦)
ヘンリー・モーズリー 原子構造解明の途次で戦場に散る(沼田寛)
ヴァネヴァー・ブッシュ 原爆からマルチメディアまで広がる足跡(武田徹)
仁科芳雄 日本の原爆開発のタクトを振る(常石敬一)
ミヒャエル・ポランニー 「計画された科学」の危険性を示す(猪木武德)
フレデリック・バンティング インスリン発見をめぐる栄誉と紛糾(溝口元)
木原均 「生物の歴史は染色体に記されている」(溝口元)
アレクサンドル・オパーリン 生命の謎に科学的唯物論で応える試み(高田公理)
ノーバート・ウィーナー 「創造的な学者は一人で立たねばならぬ」(常石敬一)
中西悟堂 鳥の中につかって鳥の生態を観察する(柏原精一)
ウォーレス・カラザーズ 鬱病にとりつかれたナイロンの発明者(木幡𧺯士)
レオ・シラード 米国に原爆開発を促した核抑止力の発想(常石敬一)
T・ルイセンコ 農業増産の機運に乗り科学界を牛耳る(三宅宏司)
高柳健次郎 〝遠視の人〟が描く無線遠視鏡の未来図(武田徹)
J・F・ジョリオ=キュリー 夫婦の共同実験で人工放射能を発見(常石敬一)
ジョゼフ・ニーダム 科学者から歴史家に転身した知の巨人(下坂英)
ライナス・C・ポーリング 二つのノーベル賞をさらった「真の天才」(木幡𧺯士)
J・D・バナール 科学を社会発展の主動因と見る科学主義(下坂英)
エンリコ・フェルミ 核分裂の連鎖で人類初の原子の火を点す(常石敬一)
ヴェルナー・ハイゼンベルク 今も論議が続くドイツ原爆との関わり(常石敬一)
イゴール・クルチャトフ 失敗の許されぬ原爆開発を乗り切る(常石敬一)
吉田富三 遂にラットに牛乳状ガンを見つけた!(常石敬一)
グレゴリー・ピンカス 研究と事業を結びつけた大科学実業家(香川檀)
ルイス・リーキー 東アフリカを人類揺籃の地と確定する(河合信和)
コンラート・ローレンツ 動物を通して人間を見る視点を貫く(井上順孝)
ジョン・フォン・ノイマン 「コンピューターは俺の次に計算が速い」(廣政直彦)
ジョージ・ガモフ 予言が次つぎ確認される絶妙の洞察力(森暁雄)
ロバート・オッペンハイマー Q資格の影につきまとわれた原爆開発者(常石敬一)
C・P・スノー 科学革命が開いた新時代への信頼感(常石敬一)
朝永振一郎 「物理学とは何だろうか」という問いかけ(下坂英)
マックス・デルブリュック 理論物理学から転じて分子生物学を拓く(沼田寛)
モークリー&エッカート 「コンピューターの父」になり損ねた二人(立石泰則)
セルゲイ・コロリョフ 存在そのものが国家機密の天才技術者(下坂英)
エドワード・テラー 原爆を上回る「スーパー」の仕掛人(常石敬一)
ジョゼフ・ロートブラット 原爆開発の途中で降りた唯一人の科学者(常石敬一)
ウィリアム・ショックレー 実用的動機の意義を実証した半導体研究(常石敬一)
ジャック=イヴ・クストー 潜水革命で海洋を身近に引き寄せる(三宅宏司)
ヨゼフ・メンゲレ 親指一本でユダヤ人を弄んだ「死の博士(ドクター・デス)」(三宅宏司)
武谷三男 原子力研究の「三原則」の生みの親(三宅宏司)
クラウス・フックス 原爆情報をソ連に流し続けた末に―(常石敬一)
ウェルナー・フォン・ブラウン 今世紀のロケット技術を手中にした男(三宅宏司)
アラン・M・テューリング 最後まで自己流を貫いた数学の天才(若一光司)
錢学森 アメリカが育てた「中国ミサイルの父」(藤井省三)
岡崎文次 電子計算機を目指すたった一人の挑戦(立石泰則)
フレッド・ホイル 定常宇宙論の敗北後も続々定説に挑む(森暁雄)
チャールズ・H・タウンズ 「光とエレクトロニクス革命」の推進者(五十嵐道子)
クロード・シャノン 「情報圧縮の定理」のように完全主義の極(沼田寛)
福井謙一 「実学の極」に在って基礎理論研究を貫く(木幡𧺯士)
アイザック・アジモフ 四十二年間に四百冊書いた啓蒙科学者(下坂英)
ロザリンド・フランクリン DNA二重らせん構造を巡るミステリー(木原英逸)
トーマス・S・クーン 科学を揺さぶったパラダイム論争の主役(鷲田清一)
クリスチャン・バーナード 心臓移植という「禁断の果実」に触れる(常石敬一)
木村資生 ダーウィンを最大のライバルと考える(柏原精一)
江崎玲於奈 頭脳流出の先兵が放った大ホームラン(三宅宏司)
三木成夫 独自の生命観を語る多彩なメタファー(藤本憲一)
伊谷純一郎 人間家族の原形をチンパンジーに求めて(三宅宏司)
西澤潤一 独創性と産学協同を重んじる研究の鬼(三宅宏司)
ユーリー・ガガーリン 人類初の宇宙船から見た「地球は青かった」(高田公理)
ジェーン・グドール チンパンジーの森を出て環境運動の輪へ(木元俊宏)
原田正純 水俣病を知り〝ハダシの医者〟になる(三宅宏司)
カール・セーガン メディア社会の天文学を担う新ヒーロー(三宅宏司)
ウィリアム・D・ハミルトン 「包括適応度」で現代生物学に転換を迫る(柏原精一)
ライアル・ワトソン 自然と交流する呪術師のような多様性(武田徹)
利根川進 すべて思い通りに進める研究スタイル(三宅宏司)
アラン・ケイ 本にも楽器にも使える機械を夢見て・・・・・・(武田徹)
スティーブン・グールド 「断続平衡説」で一躍進化論のプリンスに(下坂英)
スティーブン・ホーキング 「ブラックホールの蒸発」説が孕む衝撃力(三宅宏司)
スティーブ・ウォズニアック 「ハック」を求めて猛進するタイプ(武田徹)
プライム・エッセー 現代の科学者・技術者が小物ばかりだと言われるわけ(常石敬一)
参考文献
写真提供
本巻執筆者紹介
索引

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