図書ダイジョウサイ080006378

大嘗祭

サブタイトル1~10
天皇即位式の構造
編著者名
吉野 裕子 著
出版者
弘文堂
出版年月
1987年(昭和62年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xv,233p
ISBN
4335160127
NDC(分類)
176
請求記号
176/Y92
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次


 
第一章 践祚大嘗祭
はじめに
御禊
河原の頓宮
御禊の行幸と百子帳
東方の重視
東方がすべて開放される理由
百子帳の本質
西方および水の重視
大嘗祭の概要
大嘗祭の日取
国郡卜定
斎場の造立およびその壊却
大嘗宮の造立およびその壊却
大嘗宮の造立および存在許容期間
宵・暁の大御饌
大嘗祭の時間構成と空間構成
大嘗祭の原理
大嘗祭における天皇の両義性
大嘗祭の日取、およびその祭祀時刻
大嘗祭の祭祀方位
神饌の名称
数「五」および「六」の重視
大嘗祭と伊勢神宮祭祀
 
第二章 陰陽五行と伊勢神宮の祭りおよび大嘗祭
伊勢神宮の秘神・太一と北斗
はじめに
天照大神と太一
伊勢神宮伝承の秘紋
屋形文錦
秘紋・刺車文錦
中国における北斗七星
北極星(太一)と北斗
外宮鎮座伝承
由貴大御饌
由貴大御饌について
由貴大御饌と豊受大神
ユキは輸機か
外宮に伝承される五節舞
荒祭宮考
荒祭宮について
私見アラマツリノ宮
北方窪地の宮
太一象徴の宮
生(顕)レマツリノ宮
正宮御敷地―荒祭宮に関連して―
荒祭宮と東西み敷地
二十年式年遷宮
神衣祭と南斗
神衣祭の謎
中国古典にみる南斗
『天武紀』御魂祭記事
漢の長安故城と南斗
中国古典にみる南斗
神衣祭と南斗
神衣祭
神衣祭の本質
神衣祭と廟祭
中国古文献にみる廟祭と神祭服供献
南斗
斗形の三星座
二十八宿
四宿
分野
斗宿と呉越
斗宿
廟としての南斗(その一)
廟としての南斗(その二)
天武天皇の火徳
伊勢神宮の祭祀構造
伊勢神宮の祭祀構造
伊勢神宮の祭りの原点
南斗の特質
心のみ柱と南斗・北斗
伊勢神宮の祭祀構造
神楽歌と南斗・北斗(瓠形)
ユキ・スキ
スキ南斗供饌説
外宮先祀の理由
伊勢神宮の祭屋構造
伊勢神宮の祭屋構造
天地合一相の造型
作図説明
内宮・外宮の三合構相
輪芒
呉地の蟹伝承
輸芒に関する文献
日本における蟹伝承
伊勢神宮の謎をとく
 
第三章 大嘗祭の実相
大嘗祭の祭神
伊勢神宮祭祀・大嘗祭、その祭祀相似性と祭神の同一性
祭祀時間の同一性
祭屋における同一性
正史にみるユキ・スキ
『天武紀』二年・五年の条
太極としての明日香
太極としての伊勢
大嘗祭の祭神
大嘗祭の神座
はじめに
北斗・南斗経由の神饌
神座内諸調度
坂枕と沓による北斗・南斗の造型
第一神座と第二神座
両斗の「斗」部分の拡大造型としての神食薦
大嘗宮内調度に関する従来の説
古儀と新儀
大嘗祭における天皇の礼服
天皇の服制
袞冕十二章
袞冕十二章の意味
袞冕
中国皇帝の服制
袞冕十二章の起源
袞冕十二章の紋様
日と月
星辰
北斗七星の徳
織女星の徳
宗廟祭祀と北斗・織女の徳
北斗七星を背中央に負う天皇の袞衣
枕言葉「御食向ふ」の推理
枕言葉「御食向ふ」
「御食向ふ」の意味
「御食向ふ」を枕言葉とする語類
「キ」について
「アハ」について
「アヂ」について
「ミ」について
おわりに
大嘗祭における「数」の種々相
はじめに
「五」について―触媒としての「五」―
「三」について
「六」について
再び「三」について
祭神の数を示す「三」
古儀の祭祀を象徴する「二」の数
「五」と「十」について
「造酒童女(サカツコ)」の推理
大嘗祭諸祭事とサカツコ
抜穂行事(九月上旬)とサカツコ
斎場の造営とサカツコ
斎場の御井と童女の井
抜穂の御稲とサカツコ
大嘗宮の造営とサカツコ
大嘗祭前段諸行事におけるサカツコの主導性
サカツコ主導性一覧表
サカツコの主導性
祭神に密着する聖童女・大物忌
「易」の理を負う大物忌とサカツコ
座摩巫とサカツコの同一性
おわりに
 
第四章 蒲葵と物部氏
はじめに
原始各民族における蛇信仰
物部氏の首領とその系図
饒速日尊
宇摩志麻治命
天香語山命(別名高倉下)
日本の高倉と南島の舟型屋根家屋
高倉
家屋紋鏡
インドネシアの舟型屋根家屋とクリスの信仰
日本との比較
日本の地名に潜む南島語ロマ、ルマ
ハ ハ 矢
大蛇を意味する「ハハ」
ハハ矢・ハハ弓の表現一覧表
「ハハ」と「カカ」
神名にみられる「カカ」と大和三山
崇神天皇(御真木入日子印恵(ミマキイリヒコイニエ))
崇神天皇の系譜
『崇神記』の概観
崇神帝の名号にみられる南島語
蒲葵
蒲葵について
アヂマサの用途とアヂマサの語源
南島語「アヂ」
物部氏における「アヂ」
 
後記