図書目録ヤスクニ ト チンコン資料番号:080006363

靖国と鎮魂

サブタイトル
編著者名
角田 三郎 著
出版者
三一書房
出版年月
1977年(昭和52年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
295p
ISBN
NDC(分類)
175
請求記号
175/Ts82
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
主要参考書目:p285-295
昭和館デジタルアーカイブ
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

はじめに
第一章 歩いて鎮魂の歴史に触れる
浜っ子として――戦災横死者の碑
針供養・うなぎ供養・幽霊物語を考える
石くれの墓
江戸っ子と慰霊――怪説・神田明神縁起
京都を歩いて
 
第二章 遺族として「靖国と鎮魂」を考える
遺族のかなしみの深さ
母のかなしみ
慰めの拒否について
かんじんなこと
ある愛 かなしみの記録の(一)
ある愛 かなしみの記録の(二)
なぜ〝英霊〟〝偉業〟を拒否するか
ベトナムにおける日本の罪
朝鮮における日本の罪
中国における日本の罪
大東亜戦争肯定論の本質的欠陥
戦争体験者の示す罪責と戦争観
死んだ人々をさばけるのか
靖国に祀られない人の記録
 
第三章 わたしの戦争体験
丸木夫妻にまなぶこと
わが家の伝統
幼い日々に出会ったこと
盧溝橋事件以後
イエスとの断絶
中学時代の戦争体験
航空士官学校にまなんで
自己批判
同時代の人の戦争体験
 
第四章 神社神道の本質について
最初の問題点
問題点の二
柳田国男氏の神社神道批判
大隈重信・伊藤博文の神道観
明治初期の新聞にみられる神社神道と民俗信仰の実状
神社神道を高唱した人々の偽り
祀る神と祀られる神――和辻哲郎氏の説
靖国問題への一視点
明治天皇と国家神道
戦時中の神社神道論
戦前の教科書の中の神社教材と忠孝
現在の神社神道
大嘗祭と神社神道
 
第五章 靖国神社の歴史 ――明治以後の国家神道史を含めて――
招魂祭の思想的源流・水戸学
長州藩・薩摩藩の伝統
京都東山、霊山における招魂祭
選別の論理
招魂祭から靖国神社創建まで
靖国神社の特色
靖国神社の発展と勅諭・勅語
大正期の靖国神社と国家神道
昭和二十年までの国家神道と靖国神社
戦後の靖国神社と神社神道
 
第六章 靖国闘争の中にあって ――靖国問題の総括――
マスコミの問題
靖国神社の性格
宗教的本質からの批判
靖国闘争への参加
戦没者遺族宣言
ハンスト三十日――ある抵抗の記録
靖国違憲訴訟への道
主要参考書目

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