図書キンダイ テンノウゾウ ノ ケイセイ080006338
近代天皇像の形成
サブタイトル1~10
編著者名
安丸 良夫 著
出版者
岩波書店
出版年月
1992年(平成4年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
ix,309p
ISBN
400002731X
NDC(分類)
313
請求記号
313/Y65
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
引用参照研究文献一覧:p293-300
和書
半藤一利氏旧蔵資料
目次
凡例
第一章 課題と方法
天皇という権威
連続説と断絶説
本書の課題
第二章 近世社会と朝廷・天皇
統一権力と朝廷・天皇
儒者の朝廷観
祭祀における転回
第三章 民俗と秩序との対抗
社会的周縁としての民俗
祭礼をめぐる対抗
異端のコスモロジー
第四章 危機意識の構造
本居宣長
平田篤胤と草莽国学
水戸学
第五章 政治カリスマとしての天皇
尊王攘夷運動の天皇像
決断主体とマキャベリズム
政治戦略と民心
第六章 権威と文明のシンボル
維新変革の正統性原理
神道国教主義の展開
「信教の自由」と国家
第七章 近代天皇像への対抗
明治初年の民衆運動と天皇
<異人>と<耶蘇教>
民俗をめぐる対抗と編成替え
第八章 近代天皇制の受容基盤
地域秩序と権威中枢
「民権=国権」型ナショナリズム
天皇崇拝の浸透度
第九章 コメントと展望
引用参照研究文献一覧
あとがき