外交文書で語る日韓併合
序文(伊藤成彦)
第一章 朝鮮開国前後
日本の国是
江華島事件
日朝修好条規の締結
壬午軍乱
甲申クーデタと日本
天津条約
防穀令
第二章 日清戦争と朝鮮
甲午農民戦争
日清戦争
大本営を設置
内政改革断行ニ付キ上申ノ件
天皇の詔書
日朝暫定合同条款鉄道敷設権
大日本大朝鮮両国盟約
第三章 閔王妃殺害事件
殺害の理由
殺害の手段
遺体の陵辱と処置
内田一等領事の報告
事後処理
王妃殺害は日本の意思
王妃殺害と国民
天皇制下の「大逆」事件
王妃殺害犯人の出世
露館播遷
第四章 日露戦争と朝鮮
日露の対立
朝鮮を戦場に
第一回日英同盟
対外二大政綱
戦慄の軍律
京城附近一帯における治安について軍事警察施行
朝鮮人人夫を満州へ送れ
京義線敷設工事着工せよ
日韓議定書
要人の拉致と処分
日本軍が続々上陸
物資徴発、軍用地収用に協力せよ
開戦・議定書
韓国保護権の確立
対韓施設綱領決定の件
議定書の違背
第五章 日韓保護条約
保護権の確立
伊藤博文、高宗皇帝を威嚇
第二次日韓協約(乙末保護条約)調印始末
第二次日韓保護協約
第六章 統監政治
保護協約を反古に
皇帝の使節(ハーグ密使)
皇位を追われる
第三次日韓協約
秩序維持機構の剥ぎ取り
外交顧問スチーブンス射殺事件
統監たちのご乱行
第七章 欧米人が見た義兵
マッケンジーのルポ
義兵を訪ねて
第八章 韓国併合
韓国併合の方針
警察権の掌握
日韓併合
韓国併合は合法か
第九章 朝鮮総督府時代
朝鮮総督の権限
笞刑令
朝鮮人不採用の職人任用制限(但し不文律)
東洋拓殖株式会社
東拓の事業発展
第一〇章 抵抗
三・一蜂起
欧米人が見た三・一蜂起
抗日闘争に根ざす二つの建国理念
日本の朝鮮支配と治安維持法
果てしなき抵抗
惨! 植民地の暮らし
第一一章 ああ植民地
日本人が法律
土地調査令
日本語が国語
父の逃避行
故郷との別れ
母、妹との離別
日本人社会で
付録1 天皇の語録
御誅
関東軍を称揚
南京占領を喜ぶ
日独伊三国同盟を喜ぶ
太平洋戦争
終戦詔書
人間宣言
米国の言論人との会見
公式の記者会見
付録2 朝鮮人の強制送還
吉田茂の陳書
民族教育を守ることが悪質な政治犯
密入国
付録3 日帝支配から受けた痛手
南朝鮮の混乱
大韓民国の国家としての正統性
大韓民国と日本国との間の基本問題に関する条約
近代朝鮮史関係年表
参考文献
あとがきにかえて