「放送文化」誌にみる昭和放送史
- サブタイトル
- 編著者名
- 日本放送出版協会 編
- 出版者
- 日本放送出版協会
- 出版年月
- 1990年(平成2年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 387p
- ISBN
- 4140071605
- NDC(分類)
- 699
- 請求記号
- 699/N71
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 監修:大森幸男ほか 放送略年表:p369-382
- 昭和館デジタルアーカイブ
『序』(島桂次)
第1章●「聞こえますか?」から玉音放送まで~戦前・戦中のラジオ
<座談会> ラジオ第一声(石井光次郎/新名直和/徳川夢声/木村毅/島浦精二)
最初のラジオドラマ「炭坑の中」(山本安英)
大正天皇御大葬の実感放送(松田義郎)
実録・戦前スポーツ放送史(谷澤龍一/松本弥太郎)
<座談会> 二・二六事件とラジオ(石橋恒喜/大久保弘一/宝田通元/中村茂/島浦精二)
昭和16年12月8日(高橋邦太郎)
放送史の暗い4年間(崎山正毅)
<座談会> 原爆をあびた広島放送局(玉川四良平/木村正勝/岡本稔雄/藻塩一海/吉村隆夫)
<座談会> 昭和20年8月15日(迫水久常/藤樫準二/山岸重孝/春日由三/神谷勝太郎/島浦精二)
延安のラジオ(野坂参三)
終戦の日のラジオ(徳川夢声)
第2章●混乱から独立へ~占領下の放送
終戦直後の放送(徳川夢声)
或る日の放送討論会風景(矢部謙次郎)
〝らく町のお時〟を探訪する(藤倉修一)
「尋ね人」と世相断片(脚本部「尋ね人」係)
東京裁判・世紀の断罪(橋本忠正/生田武正)
足尾銅山とアナウンサー(宮田輝)
<インタビュー> 「鐘の鳴る丘」から「君の名は」へ(菊田一夫)
NHK・民放共存体制を構想して(鳥居博)
<座談会> 民放ラジオ誕生余話(高橋信三/安藤春夫/森本太真夫/峯間信太郎/島浦精二)
対日講和会議放送録(浅沼博)
日本を去る日に(フランク・S・馬場)
<詩> 和田信賢に捧ぐ(サトウ・ハチロー)
「日曜娯楽版」の笑い(天野祐吉)
放送の自由・覚えがき(中沢道夫)
第3章●「テレビの時代」始まる~消費社会の幕あき
テレビ放送開始を前にして(古垣鐵郎)
テレビ研究の足跡から
テレビ研究の思い出(高柳健次郎)
テレビアンテナの話(根岸厳)
疑獄・遭難事故取材記
造船疑獄を取材して(常田光叙)
洞爺丸事件を現地に見て(山崎誠)
紫雲丸遭難記(三浦謹一)
<インタビュー> カラヤンに聞く(ヘルベルト・フォン・カラヤン)
<鼎談> エレクトロニクスの世界(浜田成徳/丹羽保次郎/関英男)
放送雑談(幸田文)
テレビ見物(桑原武夫)
「ここに鐘は鳴る」の後で(沢田美喜)
教育テレビ一週間(福原麟太郎)
皇太子ご結婚の放送
<座談会> 〝皇太子殿下ご結婚〟の中継放送(川崎覚二/和田多吉/清水威寛/石黒清朗/中村茂/岡芳雄/長浜道夫)
〝花嫁さん〟の表情中継に全力(牛山純一)
伊勢湾台風被害を撮る(村城弴)
第4章●安保報道から東京五輪へ~経済成長とともに
60年安保報道
会期の延長と新安保の採決(松本幸夫)
あの夜の国会中継(大塚利兵衛)
浅沼事件の現場司会者として(小林利光)
「山の分校」の記録(小山賢市)
テレビ、カラーの時代に
カラーテレビ本放送へ(編集部)
全国に伸びるテレビ電波(編集部)
私もチロリン村の住民である(恒松恭助)
小児マヒをなくすために(上田哲)
NHK・民放連会長新春放談(足立正/阿部真之助)
南極向け放送の5年間(吉田康夫)
ある日、ある時刻に(清水猛郎)
血ぬられた連休(胡桃沢友男)
吉展ちゃん事件とNHK(編集部)
「日本の素顔」を制作して(吉田直哉)
還らぬ海(尾西清重)
死闘! 新潟地震(編集部)
ケネディ暗殺と初の宇宙中継(編集部)
東京オリンピック放送(編集部)
第5章●放送の国際化に向けて~技術革新と大衆社会
<インタビュー> テレビ国際中継と相互理解(前田義徳)
「ベトナム海兵大隊戦記」をみて(高木健夫)
速水はなの生き方(堀秀彦)
衛星中継「われらの世界」
「われらの世界」を総合司会して(宮田輝)
〝中継〟を担当して(武富明)
月面着陸〝アポロ〟報道
ポスト〝アポロ〟とテレビの課題(瀬川昌昭)
民放のアポロ報道(松田浩)
金嬉老と私の88時間(村上義雄)
〝日本の転換点〟にどうとりくむか(草柳大蔵)
<インタビュー> テレビ討論のすすめ(武田泰淳)
報道の自由とテレビフィルム提出命令(橋本公亘)
「よど号」事件取材記と「浅間山荘」
<座談会> 金浦の75時間(津布良孝夫/斎藤三次/玉井賢二/岩崎俊夫/勝部領樹)
「浅間山荘」事件の視聴率(編集部)
日本のニュースショー(高橋章)
バラエティーとギャグ(井原高忠)
沖縄返還と佐藤政権(大森幸男)
画期的な沖縄返還協定テレビ調印式
沖縄復帰と放送界
波紋を投げかけた佐藤前首相の記者会見
若者文化とテレビ(井上ひさし)
CMの原点を探る(梶祐輔)
放送インサイド・メモ(梅津吉春)
〝副収入で10億円〟
小さい秋見つけた
三波伸介を見る楽しさ(福田定良)
第6章●多様化と流動のなかで~高度情報時代と放送
海外のマスコミは「ロッキード事件」をどうとらえてきたか(小松原久夫)
ドラマ「私は貝になりたい」の前と後(佐怒賀三夫)
〝太陽にほえろ!〟のシナリオについて(小川英)
<座談会> 激論! テレビドラマ(丹波哲郎/向田邦子/和田勉)
ピンク・レディー論(藤竹暁)
NHK「シルクロード」を総括する(佐藤精)
「こずえさん20歳の青春」取材記(出田幸彦)
アメリカ放送界におけるニューメディアの衝撃(青木賢児)
テレビ大道香具師の覚え書き(相田洋)
日航機事故報道・マスコミの乱心(柳田邦男)
<対談> これからのテレビ報道について(磯村尚徳/木村太郎)
ハイビジョン・デモ番組制作現場からの報告(岡崎栄)
バラエティ番組は一応〝お祭り〟です(横澤彪)
「おしん」の視聴率をどう読むか(堤轍郎)
大韓航空機事件〝藪の中〟でマスコミはどう対処したか(青木貞伸)
巷談「歴史への招待」全巻の終わり(鈴木健二)
衛星第一テレビからの発見(志賀信夫)
日本人と「紅白歌合戦」(松尾羊一)
サムシング・ニュースがあるか(藤井潔)
マスコミは、国民の知る権利に奉仕しているか(稲葉三千男)
題材はタブーであればあるほど良い(中村敦夫)
マニラクーデター取材記(佐藤俊行)
テレビは昭和の終わりをどう伝えたか(橋本大二郎)
放送年表
NHK・民放の成長比較
あとがき
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