図書キヤマ ショウヘイ ゼンシュウ080006197

木山捷平全集 第1巻

サブタイトル1~10
編著者名
木山 捷平 著
出版者
講談社
出版年月
1978年(昭和53年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
398p,図版 [1] 枚
ISBN
NDC(分類)
918
請求記号
918/Ki84/1
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
第1巻:全詩篇,小説,随筆,日記(昭和7年-14年)
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

〈全詩篇〉
詩集 野
飯を食ふ音
つるみとんぼ
電信工夫
地球よ廻転を止めろ
ふらふらと
小便袋
失業者の夕暮
犬ころ
ふるさと
かかあ

その女は
泣け泣け赤ん坊
乳では駄目だ
腰巻
赤蜻蛉
妙な墓参
をなご
こげた飯
雀よ言ふな
薯糞
平蔵の詩
夜道を三里
一本の添木につかまつて
おしのを呑んだ神戸
裸で
土の中から
俺等のたべるオマンマ
牝牛
馬のいない廐
夫婦泣き泣き鬼ごつこ
雨のもる音
山の昼食
ハラノヘツタモノニ飯ヲタベサセ
牝牛の小便
初卵
男の子と女の子
夜刈り
白璧
積もつた憤怒
おこよをばさん
月夜の時雨
牛のいない牛屋
地球たたいて日がくれた
おぢいさんとおばあさん

 
詩集 メクラとチンバ
大根
大根
二十八の春
一月一日
一月三日
二月二十八日
美しき不覚


その下で

ある風景
からたちの垣根
赤い着物を着た親子
裏長屋の秋晴
妻と夫との会話
蝶蝶
メクラとチンバ

おしのの腰巻
月夜の橋上から
神戸のマツチ工場から帰つたおしの

新吉ところの牡牛
たうもろこしのひげ
時雨
風呂水
田圃の畔で
オカアの血のにじんだ餅
牛屋
冬眠していた蛙
蛙の詩
蟬の詩
蚯蚓の詩
意志
松虫の詩
かかあと奥さん
夕ぐれの町から帰る子供
鞦韆
分の悪い交換
遠景
青草の上で
桃郎
マツチを忘れていた
平気な顔
道を教へてくれた人
杉山の松
夕月
池袋で
手と手
柚子
後記
 
木山捷平詩集
蓼の花
かたつむり
雨あがりの朝
坂道で

自動体量器
午後の一時
のんきもののK
そばの花

冬の魚
せきれい
ポプラの梢
月経

白いシヤツ
ちぎれ雲
新秋
二位のはま

三月の花
夕餉の支度
琉球庵

昼の夢
蚊遣火

途上
うめもどきの日
燕の唄
松の木
死に場所
五十年
辛抱
空洞
妻浦のあかり
暗渠
隅田川
旅吟
無名画家の火葬
あとがき
 
詩篇拾遺
少女花
あひびきたより
田鶴山
曇り日
市ケ谷監獄共葬墓地
但馬にて
故郷の小川
とんぼ
落葉を焼く煙
若くて死んだ人
幸福な日
なんばんきび
人生
大地変
ほたる
みぞれの話
火の色
三月の二十日
こぶしの花



お地蔵さんの詩
よその奥さん
たんぽぽの花
六十年
オホーツク海の鳥
 
〈小説〉
うけとり
子におくる手紙
一昔
出石城崎
村の挿話
おじいさんの綴方
掌痕
尋三の春
父危篤
抑制の日
歯痛の日
現実図絵
智者仁者
定期乗車券
 
〈随筆〉
小松川雑記
秋から冬へ
おしのに送る手紙
野長瀬正夫君と私
三月となるの記
歴史的に見た雨
何でもない詩論
彼の「そして」と僕の「そして」
日記 昭和七年~十四年
あとがき(木山みさを)