未完のゾルゲ事件
- サブタイトル
- 編著者名
- 白井 久也 著
- 出版者
- 恒文社
- 出版年月
- 1994年(平成6年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 377,vp
- ISBN
- 4770408145
- NDC(分類)
- 391.6
- 請求記号
- 391.6/Sh81
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 『ゾルゲ事件』関係年表:p359-366 参考文献:p367-374
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第一章 伊藤律の遺稿
伊藤律は「ユダ」か?
名誉回復への動き
伊藤律の死
ゾルゲ事件とは?
事件発覚の謎
伊藤律と事件の関わり
転向の手記が決め手
渡部富哉の真相究明
伊藤律端緒説をめぐるトラブル
第二章 諜報員の終着駅
東京拘置所の跡地
ゾルゲのスパイ活動
名著『新帝国主義論』
コミンテルンから赤軍へ
社会科学者ゾルゲ
第三章 宮城与徳、生と死
宮城与徳の立場
追いつめられて自殺未遂
宮城与徳の生い立ち
画家・宮城の平和思想
ロサンゼルスの北林トモ
ロングビーチ事件
オカノ(野坂)の暗躍
「ロイ」は野坂参三だった!?
野坂スパイ説の根拠
特高の「要注意人物」とは?
宮城の最期
第四章 検証・ゾルゲ情報
ニューマンが入手した特ダネ
ゾルゲに課せられた任務
諜報団員の任務分担
スターリンの大きな過ち
ゾルゲの涙
ゾルゲ二重スパイ説
北進か、南進か?
御前会議の決定
「帝国陸軍作戦要綱」
「ソ連共産党、万歳!」
第五章 暗黒裁判、その実態
処刑の日の朝
ゾルゲ事件の見直し
法律家の視点
事件調書に書かれなかった事実
尾崎秀実が受けた拷問
裁判の謎
諜報活動か、平和運動か?
尾崎の裁判の不当判決
第六章 「赤狩り」の犠牲者
米国に吹き荒れた「赤狩り」旋風
最初の犠牲者
ゲーリー・クーパー、召喚さる
スメドレーは「ソ連のスパイ」か?
上海のゾルゲとスメドレー
尾崎とスメドレーの出会い
尾崎、上海を去る
スメドレー、英国へ亡命
マッカーシズムの本質
第七章 名誉回復への道
事件の洗い直し
反戦・平和のための諜報活動
尾崎秀実の時代分析
尾崎の基本的態度
殉教者たちへのレクイエム
画家・宮城与徳の再評価
それぞれの名誉回復
ユーゴ人ブーケリッチの立場
日本人メンバーの名誉回復
残された伊藤律の問題
「ゾルゲ事件」関係年表
参考文献
あとがき
索引
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