流言蜚語
- サブタイトル
- うわさ話を読みとく作法
- 編著者名
- 佐藤 健二 著
- 出版者
- 有信堂高文社
- 出版年月
- 1995年(平成7年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- xii,234,xp
- ISBN
- 4842065419
- NDC(分類)
- 361.45
- 請求記号
- 361.45/Sa85
- 保管場所
- 地下書庫半藤図書
- 内容注記
- 文献表:巻末pi-x
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 民話の対抗力
素材と問い-対象としての<話>
「ラッキョウ」をめぐる記述
話想の字宙-うわさ話の要素分析
出来事のテーマと公衆
衰弱した変革意思
ことば遊びと小さな集団
神さまの出征と神感覚の変容
「流言」へのまなざし-操作の神話と反乱の神話
第2章 資料の形態を読む
素材と問い-対象としての<資料の生態>
池内資料を追跡する
書写の位相-海軍のなかの心理学
兵力の研究開発
心理学の応用
実験心理研究部の形成
戦争末期の流言研究
作成の位相-憲兵隊と流言
憲兵の活動とテクストの作成過程
取り締まり権力の法イデオロギー構造
軍システムにおける流言管理の進展
利用の位相-紙のなかの声を読む
第3章 うわさ話研究のフォーマット
現代認識のフロンティア-民間伝承論の変革をこえて
テクスト解読の系譜-視角と対象の相互性
オルレアンのうわさ-「出来事」分析の魅力
大震災の流言から-都市空間のなかのうわさ
第4章 クダンの誕生
素材と問い-対象としての<話の現場>
ハナシ研究の戦略-世間話の重要性
奇獣のイコノロジー
「クダン」のなかの声と文字
資料篇(第2章の補遺)
海軍技研の研究 (兼子宙)
海軍技研の研究 (鶴田正一)
「常人一ノ言論出版集会結社等臨時取締法違反被疑事件検挙送致ニ関スル件」
言論等臨時取締法(一九四一年・週報記事)
言論等臨時取締法(一九四二年・司法省)
取締方針・一九三七年二月(憲兵隊)
取締方針・一九三七年八月(憲兵隊)
取締方針・一九三八年四月(憲兵隊)
取締方針・一九四二年二月(司法省)
取締方針・一九四三年一月(内務省)
取締方針.一九四四年(内務省)
諸資料による流言取り締まり数量
流言統計表1(地域別)
流言統計表2(内容別)
おわりに
文献表
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