図書カイコ ハチジュウネン080006126

回顧八十年

サブタイトル1~10
編著者名
佐藤 尚武 著
出版者
時事通信社
出版年月
1963年(昭和38年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
575,9p, 図版 [4] p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Sa85
保管場所
地下書庫半藤図書
内容注記
外交年表(付・著者履歴):p544-575
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

「回顧八十年」の出版に当りて
「回顧八十年」と私 (坂田二郎)
前編
はしがき
少年時代
父は田中坤六
小学校は佐賀
佐賀のキツネ
思い出の佐賀
津から沖繩へ
薩摩健児の仲間入り
第二章中学より一ッ橋高商時代
佐藤家を継ぐ
外交官試験にパス
外務省入省
日露戦争の思い出
露都へ赴任
米国経由、パリへ
ロシア大使館在勤時代
広瀬中佐のあとに下宿
日露協定-本野公使の努力
外交官の交際
信任状捧呈式をおぜん立て
因習のロシア社会
豪勢な特権階級
ロシアの敗戦とポーランド独立運動
ウィッテ伯とココフツォフ伯
㐧一次世界大戦勃発
欧州の風雲急
ロシア軍壊滅-革命の序曲
露都を去る-八年半の思い出
乃木夫妻の自刃
三年半ぶりに妻と再会
スコットランドのマス釣り
夏休みのボルガ川
ハルビン総領事時代-ロシア革命
五年間のハルビン生活
伊集院大使の教訓
交際のうまい支那人
露軍、タンネンベルクで大敗
日本、シベリアに出兵
外務大臣に直接意見を具申
オムスクへ出発
シベリアでの奇遇
ハルビンに帰任
コレラ対策に奔走
避病院を建てる
醜業婦対策の悩み
料理店改策で奏効
張作霖を飲みつぶす
暗号で「長男出生」
代理公使としてスイスへ
フランス大使館在勤時代
在仏大使館一等書記官へ
ジェノア経済会議に出席
ローザンヌ会議事務総長に
ポーランド公使時代-日ソ国交開始
ポーランド公使となる
日本歌姫の大成功
外交も及ばぬ芸術の力
モスクワに大使館開設
チチェリンの奇習
奇妙な信任状捧呈式風景、
帰国、母すでに他界
国際連盟帝国事務局長
固辞しても許されず
新渡戸博士と杉村陽太郎
事務次長に伊藤述史
国際会議屋になる
骨の折れたアヘン委員会
連盟軍縮本会議
少数民族問題と取り組む
日本の努力実る
杉村陽太郎の大活躍
アルハンブラに遊ぶ
国際連盟は世界の縮図
無知だった本国
ドイツ、連盟に加入
ルガノの連盟理事会と三国海軍縮小会議
大戦後の国際経済会議
国際紛争の清算場
杉村政治部長の業績
国際人に恵まれぬ日本
東奔西走の二週間
海軍軍縮と日米英の立場
ロンドン条約と斎藤博
親友、岩永裕吉
岩永、軽井沢に死す
ベルギー大使からフランス大使へ-満州問題勃発と国際連盟脱退
駐ペルギー犬使に昇任
柳条溝事件突発
顔恵慶と渡り合う
理事会で日本の立場説明
上海事変のために苦闘
思い出の佐藤法亮尼
第一全権に松岡洋右
日本、国際連盟を脱退
ドイツ、イタリア、連盟脱退
独裁政治の危険
ヒトラーの力の政治
駐フランス大使となる
情義厚いフランス人
フランスの自動車と道路
ジャンヌ・ダルクの遺跡
パリの交際社会
外交官夫人の内助
湯ドウフと灘の名酒
日本調あふるる大使館
パリに別れる
フランスの文化
原智恵子のために
安川加寿子の成長
皇室名代で英帝国葬へ
モントルー会議全権に
リトウィノフと討論
さらばパリよ
モンテカルロに遊ぶ
船上の随想
意外な内山岩太郎君の情報、
私の外務大臣観
京都の料亭に旧友と歓談・
林内閣の外務大臣時代
外務大臣の内交渉受く
林総理より懇請
外務大臣となる
問題起こした外交演説
危機は日本しだい
理由不明の内閣総辞職
日支・日ソ関係の打開
日英関係悪化の打開に努力
広田外相にバトンを
甥、前川国男のこと
蘆溝橋事件起こる
湯浅内府に献策
事変解決の四条件
近衛声明も手遅れ
初代の外交顧問となる
宇垣外相の辞職
信念の人チェンバレン
日伊修交経済使節時代
訪伊使節団長となる
ムソリーニ首相と懇談
イタリアの熱狂的な歓迎
ムソリーニの誤算
㐧二次世界大戦と大東亜戦争
ナチ治下のベルリン訪問
リッペントロップ外相と会談
ドイツ占領下のパリ
廃虚・シャンゼリゼー
パリの旧友たち
第二次近衛内閣発足す
近衛公に談じこむ
日米の危機切迫
二度目の外交顧問に
ソ連大使時代
残雪のクイビシェフへ
樺太の利権解消
家族にたいする感謝
まじめさが佐藤家の身上
妻も有能な外交官
おわりに
 
後編
日ソ関係悪化とソ連の対日参戦
日本大使館の生活
日ソ中立条約に沿って
漁業条約更新に成功
対ソ特使問題
中立条約廃棄の通告
極秘のクリミヤ会談
東郷外相へ親展電報
米、外交電信を解読
広田・マリク会談
近衛特使拒否さる
外相あて最後の電報
来るものが来た
終戦・抑留・帰国
憂愁の抑留生活
運命のスターリングラード
一路ウラジオへ
敗戦の祖国に上陸
陛下から二度のお召し
住宅の接収にあう
枢密顧問官となる
参議院議長時代
参議院選挙に立候補
最高点で当選
松平議長の急死
破防法で議場大混乱
講和条約の承認
国連協会と伊勢神宮奉賛会
国連協会会長に推さる
感激の国旗掲揚式
伊勢神宮奉賛会会長に就任・
滞りなくご選宮
おわりに
外交年表(付、著者履歴)
人名索引