証言昭和二十年八月十五日
1 詔書
2 降伏文書
3 ポツダム宣言
4 カイロ宣言
5 特別宣言書
6 原爆の投下
八月六日八時十五分(大田洋子)
三日間(大久保澤子)
幻(山本康夫)
戦争を越えて(嵯峨根遼吉)
ロザリオの鎖(永井隆)
父と子の運命と(永井隆)
7 神国の聖断
御前会議の真相(「輿論」編集部)
マニラへの降伏軍使(岡崎勝男)
八月十五日の記 終戦・軽井沢にて(正宗白鳥)
重大放送(上司小剣)
青天の霹靂(藤森成吉)
終戦と思想(半田義之)
君ガ代(谷崎精二)
無条件降伏(村山和義)
八月十五日の作用(佐々木基一)
終戦と子供の死(江口渙)
8 占領軍進駐
国民の不安と焦燥(「同盟通信」編集部)
連合軍進駐を前にして(「週間朝日」編集部)
進駐の裏面を語る <座談会>(井上勇、明峰嘉夫、加藤萬壽男、嘉納履方、黒木壽時)
戦後日本の運命(「日本週報」編集部)
マッカーサー旋風を語る <座談会>(向坂逸郎、岩淵辰雄、新井達夫)
日本占領二十二ヶ月を顧みて(ジョージ・アチソン)
9 戦犯と処刑
国民に詫ぶ(畑俊六)
暗黒の世界より(大庭早志)
独房悲語(半沢勇)
最後の葉書(本間雅晴)
ラバウルの空より(坂本忠次郎)
英国に告ぐ(河村参郎)
自然に惟う(松岡憲郎)
人間(高階喜代志)
本間中将・死刑執行(「戦犯週報」編集部)
山下大将・死刑執行(「戦犯週報」編集部)
同胞に詫びる(東条英機)
東京裁判の判決(大佛次郎)
10 大陸からの引揚
乗船地ナホトカの思い出(栗原廉誉)
国のない女達(藤原てい)
暁に祈る(森山善蔵)
今ぞふむ祖国の土 <座談会>(須藤敬子、深町伊三雄、山賀富士栄、山下利夫、鈴木勝朗、高木実夫、栗原廉誉)
秘められたる国満州の近況を語る <座談会>(五十嵐腎隆、磯谷誠、土肥靖彦、和田政雄、尾崎・「サンデー毎日」編集長)
11 敗戦下の庶民生活
敗戦下の生活 <座談会>(脇田千鶴子、保谷富美子、松濤朝子、須田君代、山下三重子、千葉千鶴子、西田登美)
焼跡のルンベン生活(阿羅壮)
上野地下道の住民 <座談会>(阿部信之助、角達也)
闇市のカラクリ <座談会>(大塚斌、高橋洗、浜誠)
特殊慰安婦R・A・A(糸井しげ子)
飢餓線上の国民(「週間新日本」編集部)
12 ■敗戦下の日本人を知るための本(福島鑄郎)
13 ■解説(安田武)