図書カマボコ コンジャク080005687

かまぼこ今昔

サブタイトル1~10
築地回想
編著者名
中村 安之亟 著者
出版者
みなと新聞社
出版年月
1991年(平成3年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
237p
ISBN
NDC(分類)
667
請求記号
E667/N37
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
著者の肖像あり 文献あり 年譜あり 年表あり
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

1 序にかえて(渡辺美智雄)
2 かまぼこ商い事始め(戦前)
かまぼこ商いのきっかけとなる一通の電報
初めての奉公生活
かまぼこの花形、大板
昭和十二、三年の魚河岸のねり製品
先輩から聞いた大正、昭和初期のねり製品のこと
東京産かまぼこの変遷
半期奉公で仕着せの着物一枚なし
主人の思い出
戦前の魚河岸のようす
鍬の響き
私を育んだふるさと矢板
魚河岸の歴史
戦前の築地市場近辺
仲卸の屋号に残る強い絆
なるとに学ぶ
伊達巻
かまぼこのルーツ焼ちくわ
かまぼこの発祥
<コラム>中村さんを語る ヤッさんとの六十年(斎藤國一)
3 店主となって(戦中から戦後)
仲買制度の廃止、日米開戦
主人とともに裏街道を歩く
召集まで
八丈島で地下大要塞づくり
従軍した八丈島で出会った『福翁百話』
意気揚々と上京の途、スリ事件に合う
焦土と化した東京での商売
商売の荒波を越えて
わが愛する築地明石町界隈
待ちに待った仲買復活
ハーフの小板にみる産地地図
昭和三十年代に始まった夜警委員会
ところかわれば名もかわる、各地の揚物
戦前・戦後のはんぺんと揚物取引
生ちくわのデビュー
市場法と仲卸
焼津問題を機にかわったねり製品仲卸の取引
全蒲連との勉強会を開催
よき先輩中村九作さんを偲ぶ
<コラム>中村さんを語る 一冊の本(石渡勝)
4 人生は出会い
恩師倉本長治先生との出会い
箱根ゼミからスーパーの創業者たちが育った
商売十訓
心にのこる同友-柳川市・大津かまぼこ店社長
東京卸ゼミナール同友会
卸ゼミの同友・ダスキン創業者鈴木清一氏の思い出
四十の手習い-産業能率短大に学ぶ
大学での教えを生かして中卸業務の事務分離を手がける
フシアキ店員学級
倉本先生の教えに通じる能の魅力
<コラム>中村さんを語る 謡曲を通して三十年近くのおつきあい(中村裕)
5 ねり製品業界の発展とともに(昭和四十年代から)
高度経済成長と軌を一にして
スケソウすり身使用の新潟・リテーナ成形かまぼこ
昭和四十年代に大きくかわった築地市場のねり製品取扱
スーパー業界の発展と大量生産時代
ねり製品仲卸業者一本化の方向
戦後のねり製品衛星問題
食品の安全性こそが第一義
仲買人から仲卸に-昭和四十六年市場法の改正
市場を出よ
八百徳支店・磯崎稲吉翁の思い出
成田に出店-流通の変革期を迎えて多店舗展開始まる
フシアキフード創立三十周年記念式典
ホノルル旨いものフェア
築地の魅力
築地再整備計画
四年に一度の築地恒例店がえ
転機のオイルショック-スリムになったかまぼこ
忘れられないかまぼこの味-カネサン坂本亀吉翁の赤中板
ねり製品の目利き術-味の評価四つのポイント
丸う伝説
白銀-杉本利兵衛翁の思い出
正月商戦思い出の人-ヤマウ篠宮梅吉翁
山上蒲鉾店とのおつきあい
最近の揚物・ちくわの動向
これからのねり製品
これからの仲卸、フシアキフード
<コラム>中村さんを語る 研究熱心と実行力に感服(増田誠次)
かまぼこに生きる心意気(上村光三郎)
6 資料編
かまぼこ・築地市場関連年表
水産ねり製品製造技術開発年表
統計表 東京都中央卸売市場主要品目別ねり製品取扱量(昭和十一~平成二年)
全国水産ねり製品生産量(大正十一~平成二年)
全国水産ねり製品主産地図
年譜
株式会社フシアキフード会社概要
7 あとがき