図書目録ワタクシタチ ノ カイタ ゲンダイシ資料番号:080005649

私たちの書いた現代史

サブタイトル
女子中学生たちの父母の歴史
編著者名
山脇学園 編者
出版者
あゆみ出版
出版年月
1985年(昭和60年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
262p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
E916/Y47
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
年表:p243~249
昭和館デジタルアーカイブ
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

1 明治・大正の生活
鉄道馬車・一銭蒸気(相良多恵子)
婦人参政権を夢見て(河辺良子)
尼になって“家”に反抗(末広美春)
常磐津・裁縫・たばこ店(三橋孝子)
親より三歩下がって(笹間千枝)
パン屋ひとすじに(谷川恵美子)
「平民の学習院」山脇に学ぶ(河野里恵子)
北洋漁業の基地で(渡辺三智子)

2 関東大震災
大音響とともに二階が落ちて(田知慶子)
火の粉の下の逃避行(長谷川秀子)
隅田川には何百もの死体が(坂本直子)
「朝鮮人が毒を」のうわさにおびえ(澤田一恵)

3 外地での生活
「ソ満国境」の町にて(豊田栄子)
満州の夏と冬(小森千枝)
朝鮮で生まれて(河内美紀)
いばりかえっていた日本人(三上奈弓)

4 戦争・空襲の体験
中学校で受けた軍人教育(青木郁子)
衣料よりもまず食糧(阿久津幸子)
女学生も火薬工場へ(山崎洋子)
本郷から駒場まで銃を担いで(神足好子)
空襲下、傷病兵を看護(坂本一恵)
陸軍経理部将校として(野田明美)
呉から見た広島のきのこ雲(音恵美子)
焼夷弾で我が家が火の海(久保紀子)
あこがれの海軍で死ぬ苦しみ(大島小夜子)
逃げ遅れた妹が爆弾で(朝倉夕美子)
学校が軍需工場に変えられ(望月真知子)
かぼちゃのおかゆ、すいとん(小薬智香子)
特攻訓練中に迎えた終戦(叶文乃)
仏像を抱えて戦火の街を(田中季絵)
焼けあとのサツマイモ(五十嵐みゆき)
宇都宮にもB29が(及川浩子)
焼け跡のかわらに記した伝言(中川訓子)
じゅうたん爆撃の真下で(三枝千秋)
死んだ赤子を背に負って(小倉直美)

5 外地での戦争体験
密林の島で食糧を求めて(秋山千枝子)
疲れはて眠りながらの行軍(稲葉由美子)
カエルやトカゲはごちそうだった(平井優子)
シベリアの収容所にて(土師野恵)
乗っていた船が撃沈されて(山崎亜粧子)
中国通の分隊長として(大森真裕美)
国共内戦下、八路軍とともに(中沼麻衣)
潰滅部隊で奇跡的に生き残る(永井千由紀)
六年間、戦地を転々(飯島史枝)

6 疎開生活
質素な食事で栄養失調に(上杉広子)
疎開先で自然を知る(佐竹由美江)
島根に逃れて傘づくり(熊野弥生子)
食べられるものは何でも拾って(横川静華)
疎開先も焼夷弾に焼かれて(中村愛)

7 戦後の生活
飢え死にさせる法律に疑問(鈴木優子)
ベニヤ板のしきりの教室で(矢田智砂)
母も山脇に学んで(宮越真由子)

年表
「父母の歴史」の指導にあたって
H・Rで
あとがき

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