服装の歴史 1
- サブタイトル
- キモノが生れるまで
- 編著者名
- 村上 信彦 著者
- 出版者
- 理論社
- 出版年月
- 1955年(昭和30年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 231p
- ISBN
- NDC(分類)
- 383
- 請求記号
- E383/Mu43/1
- 保管場所
- 地下書庫江波戸図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
Ⅰ 歴史的な変化の条件
1 歴史的なみかたがなぜ必要か
理解されていない服装の歴史
衣食住の比較
服装は布でない
歴史的なみかた
流れのはじまり
2 ふるくてあたらしい機能
衣服の起源
いままでの考えかた
さか立ちの仮設
低い要求がいちばん強い
保護
保温
起点となった一本の紐
基本的な三つの機能
3 男の服装の変りかた
身分のあらわれ
上からの区別
なぜ形は変りにくいか
染色と材料の利用
禁制はくずれてゆく
あたらしい権力者としての武士
引きつぎと格上げ
権力に対立する商業
権力にトドメをさす商業
4 女の服装の変りかた
おシャレはするのか、させるのか
服飾よりもはやい化粧
追いつき追いこす服飾
女の身分
支配するものとされるもの
男の飾りかたとのちがい
形の変化
量的変化と質的変化
女だけの服装問題
Ⅱ キモノが生れるまで
1 基本的な型
貫頭衣と神代衣服
縫えないと縫わないとの区別
まちがった進化説
二つの型が併存した
急激な変化
アゲクビとタレクビ
自然の影響と社会の影響
呼びかたもおなじ褌と袴
古代の女帯がもっている意味
2 裳
はたして女は裳をきたか
絹は輸入品だった
絹は官営だった
風俗にならない流行
退化してアクセサリになった
3 袴
ズボンから袴へ
女の活動がせばまった
「竹取物語」の教訓
袴はながく、情感はふかし
腰から下の美学
4 袴と小袖のたたかい
アオと袴の労働服
アコメの発生
叛逆児・小袖
町の生活
ヨメ入りと父家長権
男の性欲とムジュンした袴
小袖は勝った
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626