激変期における都内中小企業の動向
はしがき
調査の実施要領
調査結果の要約
調査結果の概要
1 都内中小工場をめぐる取引環境
製品の販売・納入面からみた取引実態
販売・納入先事業所数とその増減傾向
-販売・納入先は10ヵ所以上と以下が半々、増減は少ない-
販売・納入先事業所に占める親事業所の割合
-親企業依存度は規模に逆比例-
販売・納入面における大企業依存度の推移
-大企業への直販・直納割合は高くかつ増大傾向-
主要販売・納入先事業所の地域分布
-同一ブロックまたは近距離圏への依存度が高い-
原材料・部品の仕入・発注面からみた取引実態
仕入・発注先事業所数とその増減傾向
-仕入・発注先事業所数は販売・納入先の場合に類似した傾向-
仕入・発注先事業所に占める下請事業所の割合
-下請事業所割合3割以下が多い-
仕入・発注面における大企業依存度の推移
-大企業依存度は概して低いが増大傾向-
主要仕入・発注先事業所の地域分布
-同一ブロックへの依存度が大きく、都内依存度は8割以上-
取引先事業所の移転の動向
取引先移転の動向
-東京の中小工場の高密度集積を反映-
移転した取引先事業所との取引関係
-少ない仕入・発注先の移転ケース-
取引先の移転に伴う取引変化
-目立たない影響、見逃せぬ蔭に進む激しい変化-
取引先の移転に伴う対応策
-まだみられぬ積極的対応策-
2 中小工場の経営実態並びに今後の経営方針
中小工場と転換問題
過去における転換の実態
今後の転換計画
今後の経営方針
環境変化に対応する近代化、合理化の推進方法
-独自の分野での自己成長を指向(自社単独で合理化推進)-
経営行詰まりの打開方策
-行詰まり打開に転換を指向する企業も多い-
集約化の推進方法
-中堅・中規模企業に多い協業化指向-
中小工場のスケール・メリット問題
生産規模拡大と収益性との関連
-中堅企業が規模メリットを期待-
現時点での規模拡大の可能性
-3分の1が規模拡大にふみ切ることが可能-
規模拡大の際の問題点
3 立地環境の現状と対応策
立地環境の現状
立地上の利点
-関連企業との連携が6割も-
立地上の不便
-多い立地上の障害かかえる中小工場-
立地上不便の緊迫度
-2社のうち1社は立地環境改善迫られる-
立地環境の改善策
中小工場の整備・改造の現状
中小工場の移転実態
付表
調査回答工場の概要 詳細目次あり
調査本項目集計表 詳細目次あり
参考資料
工場集団化事例調査結果(要約)
工業統計表にみる都内中小工場