図書スラム080005593

スラム

サブタイトル1~10
家なき町の生態と運命 ミリオン・ブックス
編著者名
磯村 英一 著者
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1958年(昭和33年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
220p
ISBN
NDC(分類)
368
請求記号
E368/I85
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

第1章 スラムの誕生
摩天楼の裏町
スキヤ橋の乞食天国
人生の終着駅
類は友を呼ぶ
スラムはどこにできる
第2章 古い形のスラム
国鉄駅舎はスラム前期
バラック建築の性格
長屋的構造とスラム
青空天国とスラム
不良住宅-スラム
第3章 新しい形のスラム
映画“屋根”物語
“自由学校”のモデル
日本版“屋根”物語
墓地と仮小屋
東西陣営の谷間
文化の谷間-スラム
第4章 スラムと人種
シカゴの黒人地帯
東京の特殊地帯
人種の差別と職業の格差
第5章 スラムの仕事
職業に貴賎あり
バタヤという“仕事”
人間が“仕切”られる
グッドウィル・インダストリー
スラムにはどんな仕事があるか
第6章 スラムでの食生活
持ち運ぶ食卓
ミミズ的生活
食事ぐるみの仕事
かまどのない食事
第7章 スラムでの性生活
欠損家族の集団
俺達の性欲をどうする
警視総監をなぐる
秘匿性の喪失
第8章 スラム生活の最高と最低
廃品仕切場の経営
“ねむりや”の主人
身体を仕切る男
身体を仕切る女
ごみ箱への郷愁
第9章 スラムでの信仰
黒光りする神棚
蟻の町の“使徒”
観音様と五重の塔
“苦しいときの神頼み”
第10章 スラムの人間性
悲しき抵抗
貧乏者子沢山
朝から夜中まで
新版“楢山節考”
旧軍閥の残塁
第11章 横山源之助とスラム
日本之下層社会
明治時代の東京のスラム
三貧窟の戸数と職業
人力車夫の今昔
屑拾いとバタヤ
内職で食う夫婦げんか
第12章 賀川豊彦とスラム
貧民心理の研究
貧困と住宅の問題
スラムはなぜ汚い
塩分多量摂取の方則
鞘の生活
大正時代のスラム
第13章 草間八十雄と松居桃楼
カード階級という言葉
草間八十雄の生涯
地下道という新形スラム
松居桃楼のバタヤ天国計画
第14章 スラムはどうなる
人間関係のスラム
セツルメント運動
不良住宅地区改良
バタヤ天国
形なきスラムへの変貌