ルンペン社会の研究
- サブタイトル
- 編著者名
- 宮出 秀雄 著者
- 出版者
- 改造社
- 出版年月
- 1950年(昭和25年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 324p
- ISBN
- NDC(分類)
- 368
- 請求記号
- E368/Mi71
- 保管場所
- 地下書庫江波戸図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 序説-浮浪階級の意義-
第2章 資本主義社會と浮浪者層の成立
小經營者の没落
プロレタリアートの成立
産業豫備軍と失業者の死重
ルンペン・プロレタリアの發生
第3章 ルンペン・プロレタリアの特質
生産關係からの離脱
勞働廢兵
酷貧階級の轉落
社會的寄生性
反動性
第4章 我國に於ける浮浪者層成立史
浮浪者の發生
浮浪者發生の社會基盤
浮浪者の浮浪原因
江戸時代の浮浪者
明治年間の於ける浮浪者
大正年間に於ける浮浪者の生態
浮浪者の蝟集地
野宿の場所
集團野宿の場所
浮浪者の性別と年令
浮浪者の生活方法
浮浪者の健康状態
浮浪の原因
昭和初期に於ける浮浪者の生態
浮浪者、ルンペンの種類
浮浪者の体性
浮浪者の「住」の生活
ルンペンの健康状態
ルンペンの性格と反社會性
終戰後に於ける浮浪者の問題
終戰後に於ける浮浪者の生態
第5章 酷貧者層の成立とその生態
失業と酷貧階級の成立
貧困の原因
失業顯在化の傾向
失業の家庭生活に及ぼせる影響
酷貧者社會の特質
酷貧者層の特質とその社會的分布
酷貧生活者の居住社會
酷貧者の特殊な勞働形態
酷貧社會の特質
第6章 戰後のルンペン・プロレタリア
終戰後に於ける浮浪者の實態
終戰直後に於ける浮浪者實態調査
國勢調査附帶の浮浪者調査
戰後東京に於ける浮浪者の生態
戰後浮浪者の反社會性
戰後浮浪者の年令
戰後浮浪者の敎育程度
戰後浮浪者の浮浪期間
浮浪者の前職
戰後浮浪者の浮浪原因
學生による浮浪者調査の諸結果
上野地下道の浮浪者の動向
浮浪者社會の支配關係
浮浪者の性生活
第7章 浮浪兒の問題
戰後浮浪兒の成立基盤
浮浪兒の問題性
戰後に於ける浮浪兒の成立
戰災孤兒と収容養護孤兒
東京都に於ける浮浪兒の生態
大阪市に於ける浮浪兒の生態
浮浪兒の結合
浮浪兒の發生する社會的根據
第8章 「ヤミの女」の問題
問題の所在
「ヤミの女」問題の複雜性
問題の混亂
ルンペン・プロレタリアとしてのヤミの女
「ヤミの女」の歴史
岡場所とヤミの女
闇の女の成立基盤
ヤミの女の發生原因
ヤミの女の生態
ヤミの女の類別
ヤミの女の概數
年齢と學歴
ヤミの女への轉落動機
ヤミの女と性生活
ヤミの女の結合
ヤミの女とその對策
ヤミの女の更正と勤勞婦人
ヤミの女の収容施設の役割
ヤミの女と勤勞婦人
第9章 農村に於けるルンペン・プロレタリヤ
農村の資本主義化とルンペンの増加
農村に於けるルンペンの生態
戰前に於ける農村廻りの浮浪者
戰後に於けるルンペンの農村寄生
第10章 東亞及び北米に於けるルンペンの差異
アジア的生産様式と東亞のルンペン
朝鮮に於ける東亞的ルンペン
米國に於けるルンペンの特色
第11章 ルンペン・インテリゲンツイア
知識階級の成立と分解
インテリゲンツイア
知識階級の分解
ルンペン・インテリゲンツイアの特色
ルンペン・インテリゲンツイアとルンペン・プロレタリア
ルンペン・インテリの成立の場
學生層の貧困
知識階級の失業
ルンペン・インテリゲンツイアの反動性
第12章 結論
図表目次あり
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