昭和政治経済史への証言　下

１　民主化の進展
敗戦処理（語る人・東久邇稔彦）
“民主化”と皇室（語る人・三笠宮崇仁）
農地改革（語る人・和田博雄）
公職追放と資格審査（語る人・太田剛）
新学制の意義（語る人・南原繁）
岩波文化の再出発・ＧＨＱの検閲など（語る人・吉野源三郎）
２　政党の結成
自由党の結党（語る人・星島二郎）
日本進歩党の結党（語る人・松村謙三）
社会党の結党（語る人・黒田寿男）
日本共産党の再建（語る人・春日正一）
３　財閥解体と財界の再編成
持株会社整理委員会の活動（語る人・野田岩次郎）
三井財閥の解体（語る人・江戸英雄）
三菱財閥の解体（語る人・岡野保次郎）
占領下の財界（語る人・脇村義太郎）
財界の再編成（語る人・石川一郎）
４　占領下の労働問題
労働政策の推移（語る人・賀来才二郎）
二・二一スト前後（語る人・伊井弥四郎）
総評の結成まで（語る人・高野実）
５　二代の連立内閣
片山内閣と芦田内閣（語る人・西尾末広）
片山内閣の業績（語る人・片山哲）
６　占領下の経済政策
経済再建と傾斜生産（語る人・有沢広巳、大来佐武郎）
戦後の金融政策（語る人・一万田尚登）
ドッジ・ライン（語る人・渡辺武）
シャウプ税制（語る人・平田敬一郎）
７　産業界の再建
電機工業の再建（語る人・松下幸之助）
松下電器の場合
自動車工業の再建（語る人・大野修司）
トヨタ自動車の場合
電力再編成（語る人・松永安左エ門）
８　占領から講和へ
内部から見た占領政策（語る人・Ｄ・Ｗ・コンデ）
警察予備隊から自衛隊まで（語る人・増原恵吉）
講和条約への道（語る人・白洲次郎）
９　あとがき