図書キンダイ ミンシュウ ノ キロク080005314

近代民衆の記録 3

サブタイトル1~10
娼婦
編著者名
谷川 健一 編者
出版者
新人物往来社
出版年月
1971年(昭和46年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
534p
ISBN
NDC(分類)
382.1
請求記号
E382.1/Ki42/3
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

非日常的世界との交錯(谷川健一)
-解説・娼婦の世界-
第1部
新曼古曼 附瞽女町(村井雨村著)
新曼古曼
瞽女町
沖繩の歓楽郷 辻の今昔(来和雀著)
社会外之社会(毎日新聞社)
社会外之社会
芳原遊廓を逃れて
海外に於ける我姉妹の醜辱
布哇に於ける我姉妹の惨状 英備生記
第2部
名娼 花街演説(柳陰散人筆記)
演説会の目的(柳陰散人)
三渡世取締規則を読む(品川楼金竜)
三渡世規則第十八条を読む(中米楼小町)
馬鹿気たる慣例は改めざる可らず(河内楼緑木)
三渡世規則第廿七廿八条を読む(宝来楼艶柳)
書生をお客に取るの好悪を論ず(稲弁楼勝山)
三渡世規則第三十八条を読む(新万楼小万)
勤めの要を論ず(角海老楼歌之助)
色即是空 番外 根津 幻女史
古式廃すべからず(大文字楼九重)
古を懐ひ今を感ず(稲本楼白露)
勤めと云ふ字に二つはない(八万楼静江)
嫉妬深きお客に忠告す(紅髷楼胡蝶)
すいたお客も必ずあるべきの理(竜ヶ崎楼誰が袖)
お茶屋を入れると否との利害(安尾張楼薄雲)
三度に一度は意見も云ふべし(中万字楼名山)
娼妓の真味は却って小格子に在り(新河内楼青柳)
娼妓に借金を増させる弊風は一掃すべし(大文字楼雲井)
吉原にも二枚鑑札を置くの利害(尾彦楼白妙)
遊女日記(和田芳子著)
入院中のこと
遊女日記
光明に芽ぐむ日(森光子著)
初見世日記
花魁としての日々
脱出記
あとがき
街娼の記録(住谷悦治編)
街娼の手記
街娼の口述書
第3部
芸娼妓酌婦紹介業に関する調査(中央職業紹介事務局)
緒言
総説
直接的調査に依る各事態
芸娼妓酌婦並に私娼の生活事情
群馬県花柳病及風紀関係業態調
附群馬県廃娼沿革(廓清会・婦人矯風会廃娼聯盟)
徴兵受検壮丁ノ花柳病
一般人ノ花柳病
売笑婦ノ花柳病
風紀関係業者、業婦
隣県トノ比較
群馬県公娼廃止沿革
農村疲弊と子女売買問題(松宮一也、橋本成之共著)
山形県最上郡西小国村娼妓出稼実情調査
調査の一般的説明
西小国村に於ける娼妓出稼の実相
西小国村の客観的状勢
娼妓出稼の原因
第4部
娼妓登録必要書類
娼妓登録書類
娼妓契約証
娼妓契約書類
娼妓稼業関係文書
娼妓稼業清算簿
娼妓揚代引合帳
遊廓通行証
遊客馴染帳
芸妓免許料受取
娼妓免許料受取
娼妓・貸座敷取締規則
解題(谷川健一、高瀬勇)