回想の江東消費組合
発刊のことば(江東会)
第1部 足跡
協同組合運動は意識的経済運動である(賀川豊彦)
消費者が消費のたびに儲けるという仕組み(田川大吉郎)
組合発展の第一義-五ヶ年計画実行の方針-(木立義道)
何ゆえ年二回の事業年度とせしか(木立義道)
消費組合の発展性-組合員獲得の一つの試み-(木立義道)
昭和十一年度への期待(木立義道)
我が組合の躍進とその任務(山崎勉治)
拡充三ヶ年計画の遂行について(木立義道)
職場ニュース断片-昭和十三年・月報「自助と共同」より-
一部酒類商の本組合反対運動の誣妄(賀川豊彦)
協同組合地区をつくれ(賀川豊彦)
国民共同体の育成と消費組合(木立義道)
涙をのんで忍苦-虐待された戦時中の消費組合-(木立義道)
江東消費組合の足跡とその事業の歴史的意義(木立義道)
“江東”に夢を託して-雲の柱・身辺雑記より-(賀川豊彦)
第2部 回想
ただ一つの道-「石の枕を立てて」より-(賀川豊彦)
一生協運動者の回顧(木立義道)
協同組合の門に入る-「砂漠に途あり」より-(黒川泰一)
創立前後のことども(原沢直三)
清水哲治朗あんの歩んだ道-対談-(酒井尚一)
三冊のアルバムを眺めながら(小林武雄)
餅搗き-不眠不休で五〇〇俵-(林善一朗)
共同給食に踏みだしたころ(山岸晟)
私の生協かけだし時代(伊藤秀男)
食前はお祈りと讃美歌が(小沢四郎)
炊飯事業の現場で(保坂誠一)
栄養食配給所とともに(田森勇司)
“江東”時代の回想(駒井四郎)
私の仕事は米搗旗でした(中村桂助)
栄養食配給所に勤めて(三橋千代子)
配給統制のすすむ中を(酒井尚一)
家庭栄養食を受けもって(日名子蔦野)
夢破れて故郷へ帰る(角川賢治)
戦前戦後十六年(吉沢正久)
江東時代を顧みて(宮原良平)
江東消費組合と私(工藤美代松)
再建は遂に実らず(宇賀神光三郎)
“君よ!きたりてこれを灯せ!”(渡辺達也)
第四店舗でのことども(田中勇)
神と共同社会のために-終戦までの私の歩み-(野村かつ子)
笹川恵太郎のこと(吉本三代治)
柳島消費組合と江東消費組合と(大西信治)
土気農場懐古(永峯剛次)
第3部 評論
新興消費組合運動と江東消費組合(山本秋)
労働者消費組合と江東消費組合(酒井尚一)
消費組合運動東西(野中虎雄)
回想の江東消費組合-賀川豊彦の遺したものは何か-(嶋田啓一郎)
第4部 資料
有限責任購買利用組合江東消費組合案内
年度別事業成績表
職業別組合員の増減及び出資口数表
貸借対照表・施設一覧表・役員名簿
戦前(東京)の代表的五組合の年度別事業成績表
江東会会員名簿
江東消費組合史年表
編集後記(渡辺達也)