東京下町古本屋三十年

序（反町茂雄）
わが友青木正美さんのこと（山中恒）
青木さんに寄せる（伊東一夫）
序章　小説「日曜の憂鬱」
第１章　開業まで
第２章　市場－下町篇
駆け出しの頃
Ｋ君と私
第３章　建場廻りなど
第４章　市場－神田篇
第５章　古書展
我が店の古書展参加略史
古本屋は暴利か
儲けたのはお客様の側だ
“明治百年古書公開展観大入札会”裏方日誌
第６章　蒐集－私の場合
第７章　店番
第８章　古書業界の未来
付録　掘り出し物
掘り出し物とは？
私の経験
ある夭折詩人のこと
『夜明け前』校正刷り
『夜明け前』署名本
火野葦平『美しき地図』
志賀直哉原稿『山形』
『夢二外遊記』
藤村－荷風－大仏次郎
小さな文学史
あとがき