図書目録トウキョウ ジダイ資料番号:080005014

東京時代

サブタイトル
都市の肖像
編著者名
高橋 郁男 [ほか]著
出版者
創樹社
出版年月
1984年(昭和59年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p
ISBN
NDC(分類)
291.36
請求記号
E291.36/Ta33
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
表紙の共著者:[朝日新聞東京本社]写真部
索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

1 赤く明滅する1.5秒は街の鼓動-150回ごと新生命
2 ハトの面影、靖国神社-今も“戦死”500人
3 見えない声に見えない番号-90万台が“幽霊“に
4 口ふたつほしい外為市場-1秒かからぬ40億の商い
5 母の祈りの花束定期便-ヒモできりり、心一つ
6 逮捕令状ここで生まれる-B5判名前に手錠
7 偽悪の花咲くキラー通り-未来風味な町並み
8 震える手・歌舞伎町老人-ゴミバケツに世相
9 女たちの浮沈映す「鏡の間」-いま無言の数千頭
10 子になれぬ子ら遊ぶ増上寺-子地蔵の背に事情
11 千代田区の中の「選挙真空地帯」-皇居内に有権者百
12 「駆け込み寺」さ迷う女たち-まつわりつく男・男
13 指先もつくるサンプル屋-歩き回る50本
14 皇居まえ幽霊アパート-人去り花残る
15 後ろ姿天下人も寂しく-四十年交代見つめた元官邸守衛長
16 天気も買う後楽園球場-隅々に込めた熱い視線
17 沸き出す熱気に命が見え隠れ-動物の焼却1日300匹
18 花絶えぬ墓…花絶える墓-若者は名所巡り気分
19 都心のはざまにヒカリゴケ輝く-皇居の石垣に400年
20 人励ます有楽町の怪物-9階屋上から叫び続ける
21 104番交換手日記-問い合わせ日に20万
22 「金」「銀」「名木」…天上の家-8LDK10億ション
23 無惨夜逃げ家庭崩壊-家財道具の一切残し
24 蔓延する“ふくろ”の味-角を曲がれば弁当屋
25 枯れ葉の情景秋の修羅-ものみな土に返る…
26 師走の戦場、鍋と老兵-こごえる街頭に60年
27 ネコ3匹マンション住まい-同居の女性は世話係
28 大パノラマに人は摺れ合う-終着上野駅
29 祖国よ…白い兵士今もなお-霞が関霊安室
30 空中楼閣症候群-近景なくし不安感
31 花の銀座並ぶ・もらう・走る-ソニースクエアの常連
32 “避殺橋”殺される季節-横断歩道が急増中
33 天地に輝くオリオン座-電話帳には130
34 入会半世紀お待ちを-最古のテニスクラブ
35 裸のフィナーレ花と紙吹雪-日劇ミュージックホール
36 同じ仕切りに異なる暮らし-他人拒否、団地の花
37 黒い横車が料亭の主を待つ-築地無法駐車場
38 3時間通勤1万人-災害時に響く職住遠
39 ゲートボールで風の子老年-公園に専用コート
40 緑化残酷物語-ビルの谷間にうそ寒く
41 霧雨降る解体現場-誕生の姿みせ消える建物
42 つぶやき宿る地下回廊-淡く美しい崩落も
43 富士山-東京の空をみる
44 “翼のある兵器”よさらば-昭和史見続ける記念公園
45 落ちる時の頭は空っぽ-東京を磨く2000人
46 人くさい超高層トリオ-日比谷に連なる稜線美
47 川のない橋-車の流れ導く
48 人間ドラマ包む引っ越し-見積もりでわかる事情
49 犬に懸賞・猫手配-ポスターに心当たり続々
50 視界はるか心飛ばす-天地と向き合う斜めの通い路
51 平河町の上屋敷-“岬”に生きる灯台守たち
52 砲弾抱き崩れる被爆証人-夢の島でカサリカサリ
53 裏窓づきあい運河の町-水上庭園で潤い
54 グラスに映る夕刻の法則-“五座六立”の東京駅1番線
55 壁探り合う、集団見合-ホットな3分間
56 虚と実隔てるガラス1枚-心繰りスターへの夢
57 街角に閃く無告の凶気-値上げの看板めった切り
58 仕掛けに躍る人の息吹-銀座に浮かぶウインドー
59 その一瞬時空を駆ける-写真だけの結婚式
60 一度だけではやめられぬ-江戸城パック旅行
61 “間尺に合わぬ”1930年代-部屋に顔持つスペイン村
62 木馬に託す引力脱出の夢-遊園地に地球もう一つ
63 谷間の戦後守る防風林-ビル風で異例の常緑並木
64 生きものへの愛霊座まで-200匹看とる
65 景気をなぞる首都の心電図-1800万口が一本の線に
66 住宅展示場は人間展示場-記名、半分は配達不能
67 中年も奏でる自己陶酔機-教室様変わり男も触れて
68 見る人の数だけあるタワー-照明は絶好の演出
69 どこかでカメラが狙ってる-撮影禁止、両極端が混在
70 40歳“ひまわり”悲し-タクシードライバーの死
71 猛安商売切ない象徴-電気の町に風車の塔
72 カウンターに映す人と街と-深夜の赤坂、書店の客
73 箱ごとに密封された断章-コインロッカー“千夜一夜”
74 人生上り下り不安と同居-108段エスカレーター
75 心も見える地べたの饗宴-偶然の触れ合いやがて100回
76 迷路に刻まれた戦争の傷-町並残って、人失う
77 破産心待ちの異様な時代-逃げる客追う地裁掲示場
78 女性を狙い撃つ高層バー-思惑巡るホテル戦争
79 閃光に踊る夜の高層団地-ストロボの前に建ててしまった
80 隅田長堤人模様-思いさまざまに橋渡る
81 貸植木がしゃべり始める-隅で東京に耳すます
82 夜空に綾なす現代の旗-高速・川がネオンの戦場
83 浅草仲見世盲腸観光-“もどき”の日本に人波
84 大地への舞“名残の雪“-盃に浮くひとひら
85 寛容な自然、きらめく形見-人口渚に消滅と誕生と
86 “使用後”集める地下分水嶺-裸の地形示す一万数千キロ
87 さ迷うサラリーマン-カプセル薬しのばせ競う
88 春風のゆく道狭く大都会-首都見つめる若い目
89 物のさいはて 水上の貝塚-メロンなり お化け朝顔
90 “期待の庁舎”に都民の列-名刺千枚ずつゴミ箱へ
91 ヤング溶かす白の街-裏通り変えたパルコ文化
92 生へのジグソーパズル-核シェルターに“最後の晩餐”
93 ウエストコーストイン東京-瀬田の環8アメリカ村
94 旅の哀歓数分で水洗い-単身赴任、愛情運び役
95 人情も乗ってる下町電車-道の女性が老人送る
96 安全と危険 表裏の末端灯-別れと出会い、変わらぬ羽田
97 人も馬もゲートイン-読み的中震える手
98 霞が関の鳥かご運動場盛況-屋上の官僚体力づくり競演
99 金網にのぞく戦場の影-デモの名残千羽鶴の束
100 生きる…夜食商売一万余日-警視庁バアちゃん
101 アワダチソウ敗れたり-埠頭植物盛衰記
102 13分間光の筋が降った-やせる一方銀座の路地
103 風に笑う緑の廃屋-人の動き微か官邸裏
104 人材の血脈私がつくる-生の尊厳つづる献血ノート
105 受験に勝って心は落第-断ち切れぬ保護者願望
106 歯止めなき社会映す樹傷-水元公園のロープ事件
107 ずらして長寿…国会じゅうたん-38度線はさんで役所二つ
108 ホテルはまったく街ひとつ-営み乗せてめぐる昼夜
109 希薄な関係埋める便利屋-依頼の7割は女性
110 はとバスガイドは“体話”に乗せて-見学から探訪型へ
111 息づかいで知る老人の悲鳴-家庭を透かし見る付添婦
112 未知の日本万国相談所-年に10万人が駆け込む
113 “きしみ”コンサルタント-感じ方に感情絡む騒音
114 下町の空切って…高圧送電線-鉄塔直下に公園連なる
115 人酔わせる六本木交差点-交錯する色・音・視線
116 宿命の施設愛で生き抜く-事故犬に希望の“あゆみ”

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