図書カフウ ト トウキョウ080004999
荷風と東京
サブタイトル1~10
『断腸亭日乗』私註
編著者名
川本 三郎 著者
出版者
都市出版
出版年月
1996年(平成8年)9月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
606p
ISBN
4924831387
NDC(分類)
910
請求記号
E910/Ka95
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
参考文献: p551~552
和書
江波戸昭氏旧蔵資料
目次
はじめに
1 「病餘の生涯唯靜安を願ふのみ」-「老い」の見立て
2 老翁、俗を脱したり-「老人」への共感
3 「持てあます西瓜ひとつやひとり者」-単身者の文学
4 山の手の子下町住まい
5 三味線の聞える町-築地界隈
6 下町のうっとうしさ
7 崖の上の家-偏奇館独棲
8 「余花卉を愛する事人に超えたり」-庭の小宇宙
9 庭好む人-焚き火と掃葉
10 山形ホテル
11 歐外への景仰
12 「小鰺の鹽燒、里芋田樂、味甚佳し」-淡泊な食生活
13 左團次との親交
14 歌舞伎-愛すべきいかがわしさ
15 隅田川を渡って-深川
16 放水路の発見
17 煙突の見える新開地-砂町
18 「偶然のよろこびは期待した喜びにまさる」-元八まんへの道
19 立ちあがる大東京-震災後の復興
20 ランティエの経済生活
21 探墓の興-墓地を歩く
22 車が走るモダン都市
23 「つゆのあとさき」のころ
24 「銀座食堂に飯す」-東京の復興は飲食物より
25 銀座の小さな喫茶店で
26 「見る人」の写真道楽
27 「活動写真」との関わり
28 私娼というひかげの花
29 ある夜の女
30 ?東の隠れ里-玉の井
31 陋巷での安らぎ
32 「?東奇譚」と「寺島町奇譚」
33 玉の井から浅草へ
34 浅草の「一味の哀愁」
35 日中戦争下の日々
36 「門松も世をはばかりし小枝かな」-戦時下の物資窮乏
37 「家も藏書もなき身」-偏奇館焼亡以後
38 田園に死す
あとがき
補註
参考文献
索引(地名・人名・書名)