大東京五百年
1 草のむさしの
世界無類のロマンス
武蔵野のオフェリア
二つの武蔵野
武蔵野の二大政党対立
五百年前の議決権
清潔な東京の発足
江戸のモデル都市
入都者は大歓迎
あほうあつめの着眼
開城の歴史は二度
恐妻家の初入都
不死の霊薬とうちん香
まず宗教第一に
鳩山、安井に不足のもの
一富士、二鷹、三茄子
山王様の女スパイ
都吏員の棒給一日返納
マッカーサーと家康
ねりま大根縁起
家康恐妻の由来
種子まく人・家康
江戸の不美人時代
家康とベリヤ
世界に誇る無形文化財
ソ連と東京と
石と江戸・東京
英女王のやせた菜食
江戸が町の形をなす
江戸最初の商店街
小河内ダムのさきがけ
アダうちは西より来る
2 江戸の出現
江戸時代を一目に
江戸っ子の出現
ベラ棒とは何か
女ひでりの江戸
失業軍人考案の吉原
宮本武蔵と吉原
江戸歌舞伎の出発
バーナード・ショーと阿国
日本橋の水と琴
女からきものへ
幾何数学事はじめ
江戸のシェークスピア英語
江戸湾の魚類
太平洋初横断
金の置き時計
イギリス国王の親翰
江戸最初の外国条約
江戸最初の混血児
聖旗ローマに売らる
”女房のお陰”は真っ平
女さかしゅうして
黒髪カーテンの大奥
大奥女中の憲法
家光と山本権兵衛
島原の乃木将軍
日本のジャンヌ・ダルク
切支丹妖術とシナ手品
3 文化の花ひらく
由井正雪の出現
正雪とクラウゼヴィッツ
軍学の大流行
正雪の楠氏発見
正雪と熊沢藩山
道灌山の陰謀
首都攪乱の策謀
陰謀ついに発覚す
正雪の歌と俳句
西洋小説と日本鎖国
家光から北原白秋まで
江戸のすずめ
江戸の異国情調
芭蕉(草と俳人)
民衆文学の俳句
芭蕉と三井財閥
東京最古の呉服店
三井創業記
江房商業史の新例
西鶴と三井
コイとドジョウ
江戸の象徴・助六
江戸気質と両毛人
男だてとはなんぞや
奴の作法
旗本奴の出現
蛇、がまの珍料理
竹刀ダコと三味線ダコ
札差と銀行
町奴と代議士
幡随院長兵衛
4 世界と江戸と
衣装くらべ
シンデレラの夢
元祿のラスプーチン
犬の数で世界一
元禄文化うまる
江戸を愛した人
ダンス事始
江戸のドイツ恋愛歌
黄門の如是閑
徳川家第一の美人
水戸の文化予算
古今無比の法律
”お犬さま”おとおり
ボーフラの大偉勲
禁制品献上
忠臣蔵の世界価値
世界大戦前夜の泉岳寺
ビスマルクをへこました日本人
シナ訳の忠臣蔵
沙翁、ユーゴ、デュマ
世界史を大回転させた忠臣蔵
誨淫小説の役割
英訳のいろは文庫
ルーズベルト大統領
大統領御前試合
日本勝利の予言者
ポーツマス講和条約
エロ文学とノーベル賞
中国革命と忠臣蔵
5 庶民と女性と新産業と
八百屋お七と町人史
お七とソクラテス
振袖火事からB29まで
世界の三大火事
ジュリエットとお七
小判のはなし
汚職専用の金貨
寛永通宝のおもいで
出目金のおこり
発見小判の正体
経済閣僚をくらべたら
浮雲を目標として
へそくりからALL OR NOTHINHへ
お大尽とは何か
紀文のバカあそび
福神づけのおこり
十七世紀よ、さらば
東京に待望すべき瑞賢
江戸女美しくなる
もっとい・江戸の新産業
皇后さまの丸まげ
江戸香料とクレオパトラ
江戸の料理屋
菓子は出そろう
国民よあますぎるぞ
新井白石と森鴎外
スペイン公使奇談
功罪いずれぞ
十八世紀文明の波頭
天皇家の恩人
汚職役人に大なた
非ハムレット型の白石
陰虫の今昔
ヨハン・シドッチ
世界地図上の江戸
天皇へ地図献上
幾何学の命名者
徳川政府への時限爆弾
大奥の太陽族