図書目録トウキョウワン ミズベ ノ モノガタリ資料番号:080004610

東京湾水辺の物語

サブタイトル
編著者名
読売新聞社 編者
出版者
読売新聞社
出版年月
1992年(平成4年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
269p
ISBN
4643921145
NDC(分類)
291.36
請求記号
E291.36/Y81
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

1 はじめに
2 江戸前
有為転変「ノリの浜」
消えた海水浴場
健在、アナゴの筒漁法
ハゼがいる限り艪は捨てぬ
焼き干しで迎えるお正月
いつ戻る芝エビの「甘み効く味」
「メバルよ大きくなれ」の願い込め
ゴミに追われる漁場と漁民
変わりゆく豊かな海
3 羽田・大森
激動の時代を見守った鳥居
渋滞解消の使命を果たした可動橋
手弁当で海を守るパトロール隊
潮の満ち干で変わる河口の風景
パンの耳に群れる渡り鳥
4 大井・芝浦
食卓支える「やっちゃ場」の朝
国際化で大忙しの税関の水際作戦
大型船を自在に操る元船長
24時間16人で守る東京水先区
5 埋め立て地
十三号地の境界争い
在来種を駆逐する帰化植物
100年間で3倍の領土拡大
氷の海での苦闘を終えた「宗谷」の余生
陸の孤島の「豪華客船」に年間70万人
残された巨大な事実、第五福竜丸
夢の島に息づく熱帯植物
都会っ子のキャンプ場は設備万全
ゴミの上のさわやかホール
6 臨海副都心
未来都市に思わぬ逆風と不協和音
岸辺から消えた昔の面影
使い捨て時代に危機的状況のゴミ処分場
未来に模索する「安らぎ」の再生
7 東京港連絡橋
海抜120メートルのネコの散歩道
ライトアップで新名所
8 お台場
荒れたやぶ地の開拓者
自然を育んだ立ち入り禁止措置
9 佃島
新住民とのつきあい方に悩む町会
家康の好物シラウオの姿はなく
10 晴海
経済大国への道をともに歩んだ見本市会場
絵になる港の夜景一望
カップルでいっぱい、夜のクルージング
11 不忍池
受難の歴史を生きのびた楽園
自然の聖地も遠い過去に
住みにくくなったカワウのねぐら
12 神田川
川べりを歩き豊かな表情を再発見
ザリガニのいるせせらぎを守った市民の声
コンクリート護岸のよどみに息づく魚たち
水底から都心を見上げる船の会
13 川いろいろ
かろうじて救われた江戸の堀割
忘れられたワースト河川から聞こえる海潮音
木炭を使った夢の浄化作戦
14 隅田川
スーパー堤防テラスで帰ってきた身近な川辺
堤清くして魚すまず
波消えず波高しレガッタのメッカ
大川の水で冷暖房のヒートポンプ
開閉総数1万3000回の開かずの橋
上がれ、現役の雄姿をもう一度
15 木場
伝統を捨てた掘と橋の街
激減した丸太職人かわなみ
原木が少なくなる木材基地の新天地
全国から年季で集める「銘木」
奥深い技で大ノコを操る木挽職人
人も減り銭湯も減った街の将来
転機に立つ木材の街、再生の模索
16 倉庫街
「米蔵」の空間が生む前衛芸術
深川飯を食べながら江戸前ライブ
若者のエネルギーを飲み込む巨大ディスコ
17 本所・向島
川向こう、ぬくもりが伝わる街
江戸情緒を残す花街の粋
セピア色の青春、時代を超えてこぎ続ける
18 親水ということ
ドブ川を再生した流れに、住民たちの子供が遊ぶ
鳥も魚もいっしょの自然を生かす
19 水郷水元
固い決意で生き物たちを守る努力
花をめでる人で水辺は埋まる
都市化に消えた田植えの見学
20 トンボ
小さな命に小さな最後の楽園
工場跡地の水たまりに生きるヤゴとオタマジャクシ
21 荒川・江戸川・中川
優雅な荒川下りの新交通路
とりもどした「なぎさ」
江戸っ子金魚作りに名人の技
空を泳ぐ鮮やかな手ぬぐい地
明治から平成へ100メートルも流れた島
矢切の渡しと野菊の墓
投網1回でコイ68匹、栄光の時代の証人
22 水
飲み水を浸食する汚れ
水源をたずねて
再利用の夢を追い求めて

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