渋谷の文学

１、　渋谷に住んだことがあると判断されかつ渋谷を描いたことのある作家と作品
荒木太郎　観光案内
稲垣きくの　俳誌『春燈』ほか
今井邦子　迷走　紫草　明日香路　明日香路以降
宇野浩二　苦の世界　一途の道
臼田亜浪　亜浪句碑
遠藤周作　楽天大将
大岡昇平　幼年　少年
８　岡麓　庭苔　朝雲　涌井
小川敬士　これでもオメデタか見ず知らずの女
加藤周一　羊の歌－わが回想－
北原白秋　桐の花
国木田独歩　歎かざるの記　わかれ　武蔵野　星
古泉千樫　屋上の土
坂上弘　幼年暦日　冬の日
志賀直哉　今度のすまひ　熱海と東京
獅子文六　娘と私
島木赤彦　太?集
釈迢空　春のことぶれ
白石実三　武蔵野から大東京へ「あとがき」の＜付記＞参照
高木健夫　東京の顔
高野辰之　春の小川
竹久夢二　出帆
田山花袋　東京の三十年　近代の小説　少女病　インキ壺
徳富愛子　蘆花と共に
徳冨蘆花　『富士』第一巻・第三巻
中野重治　軍楽　空想化とシナリオ「あとがき」の＜付記＞参照
馬場狐蝶　秋日散策
平岩弓枝　女の顔
平林たい子　嘲る
平福百穂　寒竹
藤田佳世　渋谷道玄坂　大正・渋谷道玄坂
正富汪洋　豊麗な花
町春草　生まれ育った渋谷
丸岡　明　野の花　幼年時代
三島由紀夫　渋谷－東京の顔　渋谷－暮の東京　春の雪
水野仙子　留守居　風ふく夜
柳田国男　武蔵野の昔
与謝野晶子　小扇　渋谷にて　千駄ヶ谷に住みて　母の文　親子　明るみへ　千駄ヶ谷
与謝野鉄幹　赤裸裸歌　夏草
和辻哲郎　犬の社会
２、　渋谷区に住んだことはないと思われるが作品に渋谷区を描いた作家と作品
青野秀吉　大震災とその犠牲
秋庭俊彦　渋谷駅から三軒茶屋まで
有馬頼義　山の手暮色
生田葵山　都会
石川　淳　白描
石川啄木　啄木日記
石川達三　望みなきに非ず
石坂洋次郎　丘は花ざかり
泉鏡花　小春
井上靖　昨日と明日の間
奥野信太郎　随筆東京
葛西善蔵　子をつれて
北杜夫　楡家の人びと
久米正雄　空華　句集・返り花
斎藤茂吉　赤光　あらたま　暁光　寒雲　つきかげ　百穂画伯追憶雑記　百穂画伯とアララギ　癡人の随筆　「日記」
椎名麟三　邂逅
柴田翔　十年の後　贈る言葉
白柳秀湖　駅夫日記
相馬黒光　黙移
曽野綾子　孤独な娘たち
高浜虚子　明治神宮初詣　雑詠
滝井孝作　慾呆け
武田泰淳　笑い男の散歩
壺井栄　渋谷道玄坂
戸川幸夫　忠犬像紳士録
徳田秋声　仮想人物
永井荷風　矢はずぐさ
中村草田男　火の鳥
中村光夫　贋の偶像
丹羽文雄　蛇と鳩　恋文
花田比露思　渋谷仮寓
林芙美子　放浪記
広津和郎　神経病時代　神風連　風雨強かるべし　年月のあしあと
福永武彦　古書漫筆
前田夕暮　明治回想記
丸谷才一　だらだら坂
森鴎外　渋谷抽斎　金貨
横山利一　旅愁
吉川英治　忘れ残りの記
吉村冬彦　橡の実
３、　その他の作家（アンケート調査による）
（渋谷在住にして、渋谷を背景に詠んでいる作品のある作家）
泉春花　明治神宮内苑にて
今井潔人　『泉』「塔」
有働亨　「馬酔木」他
小沢萩雨　俳句一句
北岡由紀夫　草地
倉田春名　春燈
白沢昇　沃野
薄田径　をだまき
和久時代　朝の木椅子　ブラタナスの耳
遠山弘子　平点前
のじまいさ　さんざし
藤田初巳　俳句五句
松沢勇雄　富士
宮脇白夜　『方舟』「万緑」
柳瀬劫子　短歌草原
山英子　をだまき
山口澄子　面
山田章子　俳句五句
４、　渋谷に住んだことがあるか、または住んでいる作家で、しかも渋谷を描写した作品がみあたらない作家
５、　渋谷在住の作家で渋谷を描いた作品が存するが、今回の調査では明確にならなかった作家達
６、　附録（江戸時代の作品で渋谷区を描いたもの）
『江戸名所図会』
『狂歌江戸妙子集』
『狂歌江都名所図会』
『誹風柳多留』
『江戸名所記』
７、渋谷文学散歩案内
あとがき