図書シンジュク カブキチョウ080004158

新宿歌舞伎町

サブタイトル1~10
セックス産業最前線ルポ 同時代叢書
編著者名
江森 陽弘 著者
出版者
汐文社
出版年月
1983年(昭和58年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
209p
ISBN
NDC(分類)
367.9
請求記号
E367.9/E54
保管場所
地下書庫江波戸図書
内容注記
『週刊朝日』に82年10月~11月の間に連載されたものに加筆したもの
和書 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

はじめに
1 東南アジアから陽気に出稼ぎ売春
「ベッドで日本語を覚えたよ」
最高の稼ぎ手は月百八十万円
「伊藤素子の愛人の紹介で」
「歌舞伎町は日本ではないよ」

2 「性」を売る大学生ら
「ルンルン」と性を売る女たち
自由で気楽、男を選び一日十万
誠実さ・スマートさ・いさぎよさ
微妙な女心を無視した新商売
「女」のロマンが満ちるホール
ピンクの快楽の裏にこの苦痛

3 開き直るウラ本「裸のスターたち」
私設プロの社長がモデル斡旋
「やばい、こわい目にあった」
誉めて、札束でひっぱたいて
パッと咲いてパッと散る裸像
少女ねらう暴虐の“夜の紳士”
口紅をつけたカモのたまり場

4 家出少女の生き血を吸うポン引き
この世界の情報はすべてガセ
「十八歳?ウソーッ、まだ十六」
「家出だね」と肩をたたかれて
鑑別所からコマ劇場前に直行
少女に覚醒剤を打つ“狂犬男”
疲れて、キャッチガールに変身

5 少年ヤクザも金のなる木は女
ウラ本資金は組長が全額出資
グレだした“金八先生”準主役
暴力で振り払う悪いレッテル
叩かれて頭を丸めて組織を逃げる
スピード出世で子分が十二人
資金源は女とピンク産業
乱れ飛ぶ覚醒剤情報

6 「愛人」を売る新商売
手持ち“商品”を吟味させる
新手の売春バー
キャンパスから一直線に
Fちゃんの告白
ピンク広告に誘われて
暴力デートクラブの実態
女子大生やOLを口コミで紹介
「愛人斡旋センター」とは
「メカケ」と「契約愛人」の違い
入会金無料の契約愛人センター
十万円が消えた
紹介センターの追跡
信用できるのは、五分の一

7 新歌舞伎町「その性の歴史」
新宿のルーツをたどると
明治から大正へ
モダニズムの街
闇市からの復興
歌舞伎町の出発
「青春の門」のなかの二丁目
性風俗の大変換期
トルコ、キャバレー大流行
キャバレー、ピンサロの変遷
セックス、カプセルの歌舞伎町
移りゆく性風俗
ニューセックス産業の波
三ヶ月サイクルの性文化

8 歌舞伎町に集まる少女たち
午後十一時半、少女たちはどこへ
避妊の知識もなく、妊娠そして中絶
「おじさん、あたし、コウセイしたい」
悲しい「夢」のキャッチボール
直線的な刺激を求めて