新宿のアジア系外国人
- サブタイトル
- 社会学的実態報告
- 編著者名
- 奥田 道大 編著/田嶋 淳子 編著
- 出版者
- めこん
- 出版年月
- 1993年(平成5年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 313p
- ISBN
- 4839600767
- NDC(分類)
- 334
- 請求記号
- E334/O54
- 保管場所
- 地下書庫江波戸図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 多層構造としての新宿
池袋から新宿へ
調査地域としての新宿
実態調査の過程から
第2章 調査に見る地域社会の変貌
被調査者の属性
家族関係のひろがり
母国での生活レベル
長期化する滞在期間(半定住化、定住化への道程)
地域への集注化傾向
居住条件
近隣関係および地域でのくらしやすさ
日本語の能力と地域生活への適応
一日の生活と仕事
生活習慣の変化
友人とのつきあい
日本人とのつきあい
宗教等を介したつながり
日本での暮し方
新宿調査からの示唆
第3章 アジア系外国人の声
この三年間はなくしたものが半分ともらったものが半分という韓国人女性、二八歳
日本にずっと住みたいと思っても難しいという中国人女性、二八歳
この町に五年も住んでいるから、まわりの台湾人と日本人をつなぐ役割を果たすことができるかもしれないという台湾人女性、六六歳
もう二度と日本へ仕事で来るのはいや、というタイ人女性、二六歳
二カ月前に結婚したばかりで、早く妻をよびたいというバングラデシュ人男性、三〇歳
日本で一番つらいと思ったのは部屋探しという中国人女性、二八歳
滞日八年、外国人の問題で役立つことがあればボランティア活動をしたいという日本企業社員の台湾人男性、三四歳
中国が変ったら国へ帰る、本当は自分の国が一番いいという中国人青年、三一歳
日本へ来て、日本人と結婚するなんて思っても見なかったという台湾人女性、二六歳
一番充実している時期に日本に来て何もつかめないで帰るとしたら残念だという韓国人男性、三五歳
日本に帰化して一二年、よく怒られた沖縄の義母がなつかしいという台湾出身女性、四二歳
日本人の友人がいるわけではないが日本は居心地がいいという外人ハウスと台湾廟の管理人の台湾人女性六〇歳
日本の専門学校を卒業して日本企業への就職、その後台中の支社へ転勤となり帰国した台湾人男性、三〇歳
第4章 地元の人々の声
日本をアジアだと思うのは間違いだと教えているという新宿生まれ新宿育ちの在日韓国人二世、自営業の男性、六二歳
やはり一番の問題は売春だという町会長、男性、八六歳
外国人を含めてこの町は動いている人たちの町、家庭を築いて住み着くといった町じゃないという銭湯経営者の女性
外国人に関しては金銭的なトラブルはない、日本人の方が滞納などがあるという不動産業者、男性
外国人医療をめぐる問題は難しいがやりがいもあるという病院ケースワーカー、女性
園児の一六%は外国籍だが、トラブルは特にないという区立保育園園長、女性
地域の実態としても商売の上でもここに住む外国人の人たちのことを前提にしなければ立ちゆかないという商店街組合理事長、男性、六七歳
外国人よりも日本人の方が苦労が多かったというアパート経営者、女性、71歳
朝五時ごろ外を掃除していると俺はどこにいるんだろうと錯覚をおこすくらいだという町会長、男性、七三才
留学生の中にはこれはと思うような人材がいるのだがインターンを引き受けてくれる美容院が少ないのが悩みだという美容専門学校の事務局長、男性
第5章 調査日誌から
第6章 新宿調査から学ぶこと-日本の地域社会のゆくえ
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