随筆・浅草
1 浅草・今と昔
浅草・今と昔
私の生れた土地
明治と下町は遠くなる
浅草の戦後二十年
新春の浅草
どんど焼
お酉さまと歳の市
深惚れ
思い出のお酉さま
四万六千日
浅草の土
町はかたる
路面はかたる
復興の足どり
町に咲くたんぽぽ
戦後十七年
川は怒る
すみだ川
体内の火
不適と書く
世相の窓
ある夜の出来ごと
その後の吉原・山谷
女装の悲しさ
風呂屋の珍客
吉影館の焼失
山谷の石
谷という呼び名
ドヤ街ということ勿れ
あと始末はごめんだ
都電二十二番線と問屋街
浅草と作家と酒と
水守さんと浅草
荷風と浅草の女たち
変貌する浅草情緒
浅草の裏通り
木馬館の庶民劇
下町の子供とうた
浅草の子供たちと読書
焦土からのがれて
2 懐かしの浅草
浅草新風景(1)
〃〃(2)
〃〃(3)
〃〃(4)
浅草の興行界
羽子板市
かけ茶屋
鬼門よけ
客ひき
モーロー車夫と新聞の売り子
ガセネタ
テントばりの売占者
自転車預り所
雨傘売り
善の鏡
隅田公園開園祝賀大会
橋下の野宿
広小路の屋台店
浅草の飲食店
3 浅草と文芸作品
仲見世の表情
寝ている間の露店商
早朝の毒消し売り
観音堂堂内
仁王門と二天門
淡島堂と六地蔵
団十郎銅像と瓜生岩子像
浅草寺の大銀杏
早朝の境内
待乳山聖天
駒形堂
飲食店の浮き沈み
米久の晩餐
小料理屋
夜明しの店
浅草広小路の屋台店
お好み焼
六区の石畳
踊子の楽屋
宮戸座の立見席
水族館
奥山の矢場
十二階
十二階下の銘酒屋
酸漿市(ほおずきいち)
酉の市
除夜から元旦にかけて
伝法院の庭
瓢箪池
姥が池
土手八丁
荷風の祝杯
柳浪の今戸心中
一葉のたけくらべ
引手茶屋
鏡と草履
妓楼の窓
幇間の着こなし
隅田川
一銭蒸気(水上バス)
言問橋
今戸橋
白鬚橋
あとがき