大正震災美績
- サブタイトル
- 編著者名
- 東京府 編者
- 出版者
- 東京府
- 出版年月
- 1924年(大正13年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 23×
- ページ
- 774p
- ISBN
- NDC(分類)
- 369.31
- 請求記号
- E369.31/To46
- 保管場所
- 地下書庫江波戸図書
- 内容注記
- 非売品
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 救命篇
機智よく三百の人命を救ふ
紅蓮の焔を浴びつゝ三十五名を救助せる老鳶職の活動
三臺のポンプで數千人に雨を降らす
博文館工場の倒壞
猛火の中に託せられた兒を護り遂げる迄
最敬禮して御眞影を迎へた船頭さんの活躍
拾數名を救助して道に昏倒
勇敢な小僧さん
火と水の中に荷物を投じて人命救助に努力した車夫兄弟
五萬の避難者か五人の家族か
男の中の男
尊き懺悔(徳永君手記)
溜池附近の恩人
頭から泥水をかけて
筏を組みて三百人を
老婆二人を助けた感心な婦人
大寅君の大活躍
亡兒の愛を移して瀕死の兒を救ふ
筏と船と義狹とで
火の粉をくぐって人命を救助し唯一人で火を防ぎ止めた
神佛を守護させて長男も助かる信心深い重十郎君百數名を救助す
非常に善處した善隣館長
地獄の中から七人の子供を
だるま肥料船の人命救助
塀を破つて數百人を救ふ
義理にも強い力も強い
三十人を助けて瀕死に陥る
羽田町砂利船の救護美續
沈着にして勇敢なる一在鄕軍人の偉功
妻子を顧みず隣人の危急を救ふ
決死奮闘三百人を救ふ
電車の弧疊に籠るまで
隅田丸三十四號の奮闘
妻子を忘れて隣人を救ふ
せめても御恩返しにと猛火をくゞつて人命を救ふ
人命救助の美擧
奇特な車掌さん
三人を救った勇少年
勇敢なる靑年團長
四十六人を下水に入れて(消防部隊の白兵戰)
校庭に避難した數百人を無事に救ふ
月島の人々に忘れられぬ大聲
船の上から大綱を投げて
軍服兵器を土中に埋めて
蓬莱園に救はれた八百餘人(松浦伯爵の救護美續)
人と水と火藥庫に包まれた施療病院
先生は本當に命の恩人
主人を救はんとして遂に仆る
向島大川邸の三勇士
八百屋の元さん
死屍の中のバラツク
山田金七氏の人命救助
一家總動員
中風の老人の介抱
北海道から人命救助に來た先生
大日本麥酒株式會社の四勇士
倒壞家屋より危險を冒して四名を救助す
神子島熊夫君の人命救助
2 防火篇
淺草觀音の防火に成功す
共同の力よく猛火を喰い止める(東京驛)
豊國銀行はかうして助かつた
勇敢な甥,沈着な女中,周到な人夫頭
沈着な助手の働きで
努力か天祐か宮家は燒けず
和泉町佐久間町等の防火と其の成功
猛火の中に宮城を護る
東京電燈株式會社兩國支倉庫
瀕死の老婆を救ひ更に猛火を喰ひとむ
男女擧つて防火
島崎町の一つ家
不思議に殘つた下谷の一角
士官學校を救つた勇士
根岸一面の危急を救った殊勳者
三橋訓導の行爲
暗室内に藥品の發火と闘ふ
家を倒して火の手を斷つ
一族の努力防火に成功
不思議に燒け殘つた富士見小學校
琴平町一角の共同防火
殘存小學校職員の奮鬪
奮鬪克く赤坂區一つ木町丹後町一圓の延燒を喰い止む
勇敢な防火
橋場町を救った十六軒長屋の奮鬪
手押ポンプ一臺のおかげ
三度戰って防火に成功す
一人の力
火災防止震災善後活動に盡瘁した飯倉靑年團の事業
追分靑年團の活動
眞弓靑年團の活動
壯烈なる衞戌病院の活動
2 責任編
安田邸の忠實なる倉吉氏
主人思ひの勇さん
猛火の中を潜りぬけて警察署の書類を助けた令嬢
交通の杜絶に苦心の傳令使
後藤風雲堂の殊勳者
身を以て鮮人を保護した共濟會理事
猛火をくゞつて兒童を送り届けし小使
羽織一枚の大心配
助手の忠實な活動
怒濤を潜つて使命を完うす
變電所を守つた勇敢な二助手
寢食を忘れて遂に卒倒
奇蹟の如く災厄を免れた森永の化學試驗所
危なかつた帝國ホテル
重要書類を穴藏へ
十三の袋を水に沈めて
沈着なる區吏員の活躍
郵便局の書類を保管し得た苦鬪
自家の危險を顧みず職務に盡瘁した日本橋區長
猛火の身に逼るまで活動した上野驛の交換手
生命を的に職責を全うした住友銀行員
日本銀行を救つた殊勳者
燒けても幸福であつた芝郵便局
身を以て主人の愛兒を救つた二人の小僧さん
本尊樣を濡蒲團に包んで
重い責任と同僚を助ける爲とに生命を捧げた警官
繁忙を極めた板橋署通信連絡
細民の慈父小野塚巡査の殉職
奇蹟的に新大橋を救つて一萬有餘の人命を救助した羽鳥巡査の一團
火に圍まれた汽船の大活躍
身を挺して職務の爲に奮鬪せし警官
勇敢なる警部の活躍
巡査の機敏感電したる書生を救ふ
巣鴨警察署管内の朝鮮人保護
支那人張推參氏を救つた田口巡査
身を挺して鮮人を救つた實例
無慮二千名を救ふまで
責任觀念の強かつた巡査の子供
患者三百人を運んだ順天堂の看護婦
頓才能く瀕死の病人を活かした看護婦
瀕死の患者と産婦を抱えて
看護婦の美績
師弟相携へて三日間
嗚呼佐々木訓導
校長の病床に身を捧げた使丁
小使いから罹災兒童へ金五拾圓
山本校長と佐藤訓導の壯烈なる最期
あヽ殉職校長
自家の全燒を顧みず御眞影奉遷に助力せし奇特の人
災後卒先して學習所を作つた小學校長
勇敢周到な御眞影奉遷
五校の御眞影御守護
御眞影奉遷の苦心
3 愛情篇
警官の情に感ぜし道行く女
大道に座つて得たお金を
篤志な看護婦
是も前世の因果
聾唖の救濟
節約した金を救の資に
尊い人間愛
眞の敎育者はこの熱誠を有つ 附大森博士の家風
藤棚の上の兵隊さん
これで幾らかの御恩が返せた
姙婦は居りませぬか
傷病者と孤兒とに身命を捧げた訓導
鮮人の救護に盡した町長
異彩を放つ鮮人との融和
藤枝男爵十四名の鮮人を國元に送る
鮮人からのくゝり枕
決死の保護
靑年鮮人の美しい情
一つの挿話
醫師と女敎師の美しい心
美しき隣人の情
猛火の裡より亡夫の寫眞を取出す
十二の兒に助けられた迷兒
これは校長先生の御寫眞だ
弟妹を救助し勞つて牛込神楽坂署員を感動せしめたる少女
健氣な少年たばこを賣つて生計を助く
叔母の子供を背負つて逃れた勇敢な少女
美しい六少年の謝恩と理科主任の手柄
感心な少年蓮見武爾君
十四歳の少年の健氣な奮鬪
勇敢な少女
迷兒をめぐる愛と愛
迷兒の親
トタンの下の十三人
4 救護篇
植物園内の救護事業
避難者の感激と奉仕
罹災婦人に職を與へたバラツクの救護係
筏からバラツクまで
救護には科學の力
身を罹災民の救護に捧げた鮮人
奉仕的に挺身努力する人
熱血兒岡崎君
自動車を操縱して區役所に加勢した宣敎師
三兒に金を持たせて
救護に全財産と捧げん決心
溢るゝまごゝろ
私設バラツクに避難者七十與名を救護す
多數の罹災者を救つた隱れた篤志家
天道樣への御奉公
一人で儲けてはならぬ
二十與名の迷子を世話した上橫死者の靈を弔つた篤志家
責任者こゝに在り
篤志家が多くて幸福な町
月島に燒殘つた一軒家
揃ひも揃つた養父と養子
十四歳の救世義勇團員二兒を救はんとして仆る
慶応義塾大學醫學部の活動
義侠な醫師
焦土に輝く希望社の活動
四十萬の避難者が殺到した北豊島群
羽田町在鄕軍人分會並靑年團活動
慘状を目撃して猛然立てる一小學校長と職員
役所學校其の他諸團體の活動
犬童醫師の活動
主人に代つて傷病者を救護した醫師の妻
八尾醫師自宅の燒跡にバラツクを設けて施療す
永井醫師學校に避難して誠意診療に盡力す
負傷者のために家財を見棄てる
醫師の活動について
赤化防止團の男性的努力
黑龍會救護團の機宜に適した活動
柔道家の團結
編輯後記
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