川田順全歌集
陽炎
明治三十年
少年期の作(五首)
明治三十一年
少年期の作(八首)
明治三十二年
少年期の作(一二首)
明治三十三年
雑詠(九首)
旅の歌(七首)
明治三十四年
雑詠(九首)
明治三十五年
雑詠(三首)
明治三十六年
旅の歌(一〇首)
雑詠(二首)
明治三十七年
雑詠(九首)
明治三十八年
或る少女に(八首)
旅ところどころ(一二首)
雑詠(一二首)
明治三十九年
紅涙集(一二首)
雑詠(一三首)
明治四十年
雑詠(四首)
紅涙集(九首)
近畿歌鈔(四首)
伎芸天
序(佐佐木信綱)
明治四十一年
雑詠(九首)
近畿歌鈔(十三首)
紅涙集(十七首)
明治四十二年
大阪北区大火(三首)
近畿歌鈔(五首)
紅涙集(五首)
明治四十四年
近畿歌鈔(一〇首)
岳麓湖上(九首)
箱根山晩秋(一四首)
明治四十五年
旅ところどころ(一〇首)
紅涙集(三首)
雑詠(五首)
大正三年
根岸の思出(五首)
榛名山早春(四首)
大正四年
水国記(九首)
大正五年
上海其他(七首)
夏と冬と(七首)
大正六年
雑詠(二六首)
近畿歌鈔(一二首)
大阪の南郊に住みて(一四首)
病躯(一〇首)
紅涙集(五首)
伎芸天のうしろに(武林無想庵)
山海経
改訂本序
大正七年
佐保秋篠の寺々(一二首)
木津川のほとり(七首)
紀州田辺行(九首)
余呉湖其他(一二首)
大正八年
唐招提寺金堂(八首)
梅雨のあとさき(一六首)
新薬師寺(七首)
当麻寺其他(一一首)
大正九年
雪後の石山(一一首)
渓間の夕(七首)
勢多川初夏(八首)
三千院其他(九首)
天神祭(一〇首)
天橋立(九首)
暴風(五首)
大正十年
武蔵野散歩(九首)
平泉懐古(八首)
東北と北海道(一二首)
海豚の群(八首)
消灯喇叭(三首)
瓶の赤椿(三首)
青淵
大正十一年
伊吹登山(二七首)
琵琶湖小景(一九首)
伊勢神宮其他(八首)
大正十二年
海燕(八首)
熊野歌(五〇首)
大正十三年
揖保川のほとり(七首)
日光山其他(一八首)
大正十四年
印旛沼のほとり(一三首)
大正十五年
室生詣(八首)
九州へ(一七首)
鵠
序
大正十四年
昌徳宮秘苑(四首)
渾河のほとり其他(一七首)
高麗旧都賦(八首)
大正十五年
李王殯宮歌(一〇首)
豚の去勢(七首)
景福宮(八首)
新羅文武王陵(五首)
赤唐辛(一首)
昭和二年
奉天府皇寺にて(一〇首)
白音太来附近(一四首)
公主嶺農場の羊舎(七首)
芍薬の花(七首)
昭和四年
芍薬の花(四首)
仏国寺月夜(七首)
石窟庵諸仏(九首)
立秋
昭和三年
宇治の冬(五首)
大原早春(六首)
夢殿(六首)
吉植庄亮に(一首)
十五夜(五首)
庭の秋(一〇首)
昭和四年
雀(四首)
四十八歳冬日(八首)
昭和五年
金閣銀閣と光悦寺(九首)
姉を悲しむ(九首)
昭和六年
鶯(五首)
鶴(一〇首)
翡翠(三首)
昭和七年
岳麓湖上(二四首)
旅鴈
昭和八年
新大学生(五首)
関釜連絡船(九首)
京城府の桜(五首)
百済の古墳(六首)
京洛初夏(九首)
蛍と篝火(一〇首)
多摩陵詣(八首)
紀州白浜の夏(一一首)
詩人鄭孝胥(五首)
明治神宮(六首)
昭和九年
瑞巌寺の梅(七首)
久米寺(三首)
雁(一〇首)
伊賀上野鍵屋辻(一首)
丹波山国村(一六首)
晩秋雲仙行(一六首)
鷲
昭和十一年
立山(五四首)
北平其他(八首)
万里長城(一〇首)
鳥海山(一一首)
八郎潟(九首)
瀬見温泉(五首)
南九州行(二〇首)
昭和十二年
東北と北海道(一七首)
炎夏動員(九首)
炎夏朝夕(八首)
昭和十三年
西湖雨後(八首)
銃後私帖(一七首)
那須岳(二二首)
名護屋其他(一六首)
都会の冬(一七首)
昭和十四年
冬の大阪城(一八首)
長久手村(一二首)
賀名生初夏(一八首)
長篠(五首)
神話のあと(四六首)
巻末記抄
妻
昭和十五年
半歳抄(三七首)
山海居(四首)
炎夏上京(一四首)
盂蘭盆(五首)
建国のあと(六二首)
石川少尉(二首)
夕陽居(四首)
昭和十六年
民国第三革命(三〇首)
醍醐寺晩春(一七首)
法然院暮秋(七首)
百日抄(二三首)
読書(五首)
山茶花(七首)
十二月六日(一首)
十二月八日(一首)
歳暮(五首)
巻末記抄
史歌大東亜戦
昭和十七年
太平洋(六首)
還暦(六首)
松花江(五首)
日章旗(六首)
桶狭間(七首)
阿倍比羅夫(五首)
信海筆不動尊(五首)
酷熱(四首)
英霊(五首)
那須宗高城址(五首)
雑詠(一三首)
吉野之落葉
昭和十八年
山国村寒夜(五首)
飛騨高山(三首)
南信詠草(一一首)
盛夏(三首)
初孫(二首)
精進湖(七首)
三河国八橋附近(七首)
桂離宮雨中(八首)
姉川(六首)
愛孫高子(七首)
新田公の兜(二首)
冬雷(四首)
昭和十九年
国土頌(一首)
南山春雪(八首)
武林無想庵来(五首)
希摩拉耶の春(七首)
天長節(一首)
飛鳥路(四首)
鷹(一首)
備中遊草(一三首)
阿寒湖(五首)
敗兆(八首)
鴨(八首)
雑詠(一七首)
寒林集
昭和二十年
寄山口誓子(四首)
孤独(七首)
余寒(五首)
鶯(三首)
寄五島茂(三首)
晩春(八首)
天変(五首)
八月十五日(二首)
夜々月明(九首)
奉拝車駕(七首)
旧友(五首)
雑詠(八首)
昭和二十一年
新年所感(一首)
恩命(九首)
小国の春(六首)
葉山(三首)
岬の夕日(五首)
墓参(三首)
駿河の海(一二首)
晩秋内海行(四首)
初冬(七首)
落葉(四首)
狸(五首)
寒林行(一一首)
東帰
昭和二十二年
穂積東宮大夫に(三首)
雑詠(五首)
奉迎鶴駕(一八首)
海上(一〇首)
吹上御苑(一一首)
裸心(二五首)
昭和二十三年
御題春山(一首)
反省(五首)
裸心(三七首)
昭和二十四年
東帰(九首)
掬泉居四季(二六首)
東宮を偲び奉る(四首)
強羅の半日(五首)
雑詠(五首)
妻の帰洛(一〇首)
昭和二十五年
庚寅元日(二首)
雪解(六首)
雑詠(六首)
西望(八首)
徒労(五首)
尚之来(七首)
岡の冬(六首)
十二月二十四日(二首)
昭和二十六年
辛卯年初(一首)
余寒の頃(五首)
京城府をおもふ(三首)
哭穂積重遠博士(二首)
秋思(三首)
むささび(五首)
刈田(三首)
歌集解題
後記
著者略歴
口絵写真