演劇巡礼
第1部 俳優評論及び芝居の見方
市村羽左衛門論
曾我迺家五郎の話
曾我迺家と「多少共馬鹿」
劇壇新人素描
劇壇新旧俳優八人記
「笑ひの王国」の古川緑波
歌舞伎劇の見方
歌舞伎劇観賞法(一)
歌舞伎劇鑑賞法(二)
補遺・演劇を見るには
史劇と新歌舞伎劇との意義
歌舞伎劇に於ける型の研究
第2部 歌舞伎劇評話
「寺子屋」の要点五
梅幸の「十種香」その他
吉・左の「籠釣瓶花街酔醒」
南北の「心謎解色糸」
十月七大小劇場めぐり
新手の「七段目」
「吃又」雑話
「菅原」の「賀の祝」所感
「鎌倉三代記」を主に
明治座の九月
「代り役」小話
「女殺油地獄」種々相
通し「佐倉義民伝」
「山の段」の上演
二小障害の「忠臣蔵」
「直助権兵衛」を見て
「盛綱」種々
中車・吉右衛門の「岡崎」
「忠臣蔵」の「判官」を主に
菊・吉の四月
ひらがな盛衰記の「勘当場」
「高時」愚見
第3部 演劇随筆
「損」の話
「新四谷怪談」所感
勘弥か猿之助か
卯三郎と小清と
八月芝居の手帳
四月東京劇信
十月東京劇信
人形座小劇場を見て
映画「アジアの嵐」に関聯して
菊五郎・吉右衛門・左団次
憎まれてのびる劇壇
義太夫音楽の必要性
焼けた市村座の「芝居」
劇壇ドン・キホーテの言葉
「日本新劇祭」雑話
遠くから見る芝居
「春琴抄」失望
初冬演劇随筆
文士劇余話
劇壇第一線を行く人々
意外な抗議
最近演劇界とその人
第4部 新聞劇評抜萃
菊五郎の「鰻谷」
鴈治郎の「岡崎」と「藤十郎の恋」
仁左衛門と「上野の戦争」
延若の「盲兵助」
延若の「雁のたより」
幸・吉の「菊畑」と「夏祭」
小劇場の「国性爺合戦」
吉右衛門の「太十」
小劇場の「忠義」
菊・吉の「加賀鳶」
好奇心「忠臣蔵」
南北の「稲妻草紙」その他
新歌舞伎座初開場
菊五郎の「梅玉」と「お光」
鴈治郎・中車の「道明寺」
山本有三氏の「弟」その他
左団次の「鋳掛松」その他
東劇・「文楽」来る
正系「忠臣蔵」
東劇菊・吉の「寺子屋」
梅幸の「戸無瀬」
吉右衛門の「実盛」
音羽屋一門の「先代萩」
梅・羽の「堀川」その他
菊五郎の「一本刀土俵入」初演
「唐人お吉と攘夷群」
帝劇文楽第五回
文楽大挙上京
明治座文楽第二回
東劇・文楽第二回
明治座の「紅皿欠皿」
「有職鎌倉山」小話
「地震加藤」の顔
我当の「梅忠」その他
歌舞伎座・菊吉合同劇
「女形」雑話
歌舞伎座の文楽へ苦言
実川延若論
大向尊重論
「寺子屋」の失敗
大阪の寄席
歌舞伎座の文楽
新案の文楽座
「助六」と名優
菊左対立時代
近頃の水谷八重子
猿之助の「勧進帳」
「イツト」女優竹久
追善興行の意義
羽左衛門の「実盛」
新派の話
第5部 亡き人を思ふ
小山内先生の死に
故松助一言記
死んだ勘弥
伊井蓉峰の死
日本演劇の損失(中村福助の死)
劇評家としての瀬戸英一氏
新劇俳優片岡仁左衛門
名優梅幸
梅幸の死と芸術
梅幸を憶ふ
尾上梅幸の思ひ出
大阪五名物の一