図書キン ノ ケイザイガク080002000

金の経済学

サブタイトル1~10
編著者名
猪俣 津南雄 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1932年(昭和7年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
932p
ISBN
NDC(分類)
337
請求記号
C337/I56
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

第1篇 貨幣としての金を中心に
金が貨幣になるまで
どうして貨幣は必要か
商品生産社会の矛盾
商品の価値
価値の決定
価値の役割
貨幣の胚芽
貨幣の成生
貨幣と金
貨幣
価値の尺度としての貨幣
価格の標準としての貨幣
貨幣の価値と商品の価格
流通手段としての貨幣
鋳貨と紙幣
貨幣としての貨幣
貨幣の退蔵
支払手段としての貨幣
世界貨幣
貨幣の資本化と資本主義生産
貨幣の資本化
剰余価値の生産
利潤と利潤率
生産価格の法則と価値の法則
資本の蓄積
利潤率低落の法則
資本の集積・集中と、独占
恐慌
大衆の窮乏化
信用と信用貨幣
流通信用と商業手形
資本信用と貨幣資本
銀行
信用貨幣
信用の役割

第2篇 金の経済学
金本位制と兌換券
金本位制の意義
日本の制度
兌換券の発行量と流通量
兌換券と金―兌換停止
不換紙幣の流通法則
金準備の役割
金の流出入と為替相場
世界経済
国際金融市場
国際勘定の決済と金
為替相場
金の流出入と金輸出禁止
金輸出禁止国の為替相場(一)
金輸出禁止国の為替相場(二)
為替ダンピング
為替管理
金輸出禁止国の物価
金本位停止の意義
金と物価
金の生産と金の価値
資本主義社会の金生産
金と物質
素晴しい金鉱発見の場合
金生産の富籤的性質
金景気はどうして起るか?
インフレーション
価格変動の諸原因
インフレーションの三つの型
戦時の信用インフレーション
恐慌期の信用インフレーション
為替インフレーションの特質
紙幣インフレーションの発展
インフレーションと諸階級(一)
インフレーションと諸階級(二)
流通の崩壊から生産の崩壊へ
デフレーション
平価切下
恐慌と貨幣
信用と恐慌
銀行恐慌
貨幣恐慌
取引所恐慌
恐慌と金流出
貨幣本位恐慌
金融恐慌
国際金融恐慌への発展

第3篇 金本位の崩壊
資本主義の一般的危機
帝国主義世界戦争
戦後の世界恐慌
一応の安定化から再び危機へ
資本主義の一般的危機
金の偏在
国際収支の均衡の破壊
アメリカとフランスへの金集中
謂ゆる「金偏在」の意義
第三期世界恐慌
この世界恐慌の特質
恐慌はいかに発展したか
一九三一年の恐慌深度
金本位制の崩壊
国際金融恐慌の爆発
金流出の急性化
資本の逃亡
最弱の環
ドイツの危機
フランスの役割
イギリスの危機
金本位制の崩壊
それから―
展望

第4篇 金再禁止後の展望のために
世界戦争から金解禁まで
戦時に於ける日本資本主義の膨脹
戦後恐慌とインフレーション
インフレーション政策の破産
デフレーション政策への転換
金解禁から金再禁へ
金解禁
恐慌の発展
デフレーション政策の破産
恐慌深化の新局面
全面的な悪化
強制された金再禁
弱き一環としての日本
弗買ひと金流出
貨幣本位恐慌の爆発
強制された再禁止
弗買ひの利得
金再禁止後の発展
再禁止景気はどうなつた?
負担の転嫁
「金融の梗塞」
救済インフレーションの膳立
展望のために